2017年11月18日(土)

7週ぶり週足陰線 [CFD]

【サマリー・11/13〜11/17】

 今週の日経平均は、先週末の米株式が引き続き税制改革法案を巡る上下院の違いから年内の同法案成立に懐疑的な見方が広がり続落となった事を受け週明けの寄り付きは続落してスタート、その後は売り物と押し目買いが交錯しながら4日続落で前引け、後場は戻りの鈍さを嫌気した短期筋の売りで更に一段安となり大幅に4日続落して引けた。翌日は週明けの米株式が3営業日ぶりに売り一巡後の反発となっていたものの、前日の地合いを継いで小幅続落してスタートした後は反発狙いの買い等からプラス圏に浮上して前引け、後場に入ると前日同様に後半は売り物がかさみ小幅に5日続落して引けた。週央はアジア・欧州株の軟調や原油安も嫌気され米株式が反落していた事を受け寄り付きは続落してスタート、その後も予想を下回っていた7-9月期GDP速報値も嫌気され安値低迷のまま前引け、後場に入ると海外ヘッジフンンド勢からの売りで一段安となり6日続落して引けた。翌日は前日同様にアジア・欧州株の全面安や原油安を嫌気し米株式が続落していた事を受け寄り付きは続落してスタート、その後は前日までの6営業日続落を意識した調整一巡感から先物への買いが舞い込みプラス圏に浮上し上げ幅を広げて前引け、後場に入ると短期筋のショートカバーも巻き込み更に上げが加速し7日ぶりに急反発して引けた。週末は長期金利上昇が好感されたほか、米議会下院で税制改革法案が可決された事を好感し米株式が反発していた事を受け寄り付きは大幅続伸してスタート、その後は時間外取引で米国債利回りが低下し円相場が上昇した事から急失速して前引け、後場もその地合いを継いでマイナス圏に沈む場面も度々見られたが引けは辛うじて続伸して今週の取引を終えることとなった。
 円相場は、週明けの日経平均が4日続落となった事から投資家のリスク選好姿勢が後退し、ドルを売って円を買い戻す動きが広がった事で反発してスタート、翌日は時間外取引で米長期金利が上昇する場面が目立った事で日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いが優勢となり円は反落となった。週央は時間外取引で米10年物国債利回りの低下が進み、日米金利差の縮小観測から円買い・ドル売りが広がり円は反発となった。翌日は日経平均が7営業日ぶりに急反発した事を受け投資家のリスク回避姿勢が後退、比較的低リスク通貨とされる円を売ってドルを買う動きが優勢となり円は反落となった。週末は時間外取引で米国債利回りが徐々に低下した事を受け、日米金利差が縮小するとの思惑から円買い・ドル売りが優勢となり円は反発となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で22,915円、次の下値フシは大引で22,444円となっているが、今週は上記の通り短期筋に振り回される展開に終始した。特に9日は前場に新規設定された上値フシの23,180円を大きく上回る23,382.15円の高値まで上げを加速させる場面があったものの、後場には一転して22,522.83円まで急落するなど実に日中値幅は859.32円に達し、米大統領選の影響で大きく振れた2016年11月09日の1,315.90円以来の振れ幅を演じた。高値圏での斯様な仕手株並みの乱高下が出始めた事でピーク感も意識され易いところだが、特殊チャートは長大陽線を作成してから初めての陰線出現でここから仮に切り返した場合、再陽転のフシを抜いてくるかどうか来週以降先ずはこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は先週末の米株式が引き続き税制改革法案を巡る上下院の違いから年内の同法案成立に懐疑的な見方が広がり続落となった事を受け、週明け13日は短期筋の売りで22,380.99円と大幅に4日続落し早速設定した22,444円の下値フシを切ってきた。翌日も米株式が3営業日ぶりに売り一巡後の反発となっていたものの前日の地合いを継いで小幅に5日続落となり、週央15日も米株式の反落や予想を下回っていた7-9月期GDP速報値も嫌気され22,028.32円と6日続落し更に一段下のフシも切ってきた。翌日16日は米株式が続落していたものの、前日までの6営業日続落を意識した調整一巡感から先物主導の買いで22,351.12円と急反発し新規設定された上値フシを抜き、週末も反発していた米株式を受け小幅続伸して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け20日の10月貿易統計、21日の9月全産業活動指数、週末24日の9月景気先行指数改定値等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で22,585円次の下値フシは大引で22,114円となっているが、今週は上記の通り米税制改革法案を睨みながらの欧米株式の軟調や7-9月期GDP速報値も嫌気されて二段下のフシまで切った後に切り返しを見せた。先週は実に日中値幅が859.32円に達し、米大統領選の影響で大きく振れた2016年11月09日の1,315.90円以来の振れ幅を演じる場面もあったが、今週も後半の値幅は400円を超える日が続き1日平均でも318円と依然ボラタイルな展開となっていた。ここまでの長大陽線の幅が相当ある事で空間には余裕があり、来週以降仮にこのまま上値フシを抜いていった場合でも22,695円のフシ抜けから再陽転まで持って来るかどうか、高寄与度筆頭のF・リテイリングも同様な波形を描いておりこれらとも併せて見てゆきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,844.50、次の下値フシは大引で1,781.49となっているが、今週は上記の通り短期筋による先物に絡んだ売買が上げを加速させ上値フシを抜いて来た。これで2007年2月26日に付けたバブル崩壊後の大引戻り高値1,816.97ポイントを超え、1991年7月25日の1818.23ポイント以来、約26年3か月ぶりの高値水準となった。特殊チャート上でもこれまでの関門であった2007年6月18日に作成した高値フシ1,788ポイントを抜いてきており、その次に関門として控えている2007年2月23日に作成した高値フシである1,815ポイントとほぼ近似値の引線で今週を終えているが、これをも来週以降抜いてくるのかどうか引き続き注目してゆきたい。」としたが、今週は先週末の米株式が引き続き税制改革法案を巡る上下院の違いから年内の同法案成立に懐疑的な見方が広がり続落となった事を受け、週明けは大幅に3日続落してスタート、翌日14日も米株式が3営業日ぶりに売り一巡後の反発となっていたものの前日の地合いを継いで1,778.87と続落し先ずは設定していた1,781.49の下値フシを切ってきた。更に週央15日も米株式の反落や予想を下回っていた7-9月期GDP速報値も嫌気され1,744.01と5日続落し更に一段下のフシを切ってきた。翌日16日は米株式が続落していたものの、前日までの続落を意識した調整一巡感から先物主導の買いで反発し、週末も反発していた米株式を受け小幅続伸して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で1,774.50次の下値フシは大引で1,713.49となっているが、今週は上記の通り米税制改革法案を睨みながらの欧米株式の軟調や7-9月期GDP速報値も嫌気されて二段下のフシまで切ってきた。先週は特殊チャート上でこれまで関門であった2007年6月18日に作成した高値フシ1,788ポイントを抜き、その次に関門として控えていた2007年2月23日に作成した高値フシである1,815ポイントとほぼ近似値の7日の引線を終えていたが、やはり2007年に作成した最高値関門だけに風当たりも強く設定した上値フシは抜け切れずに反落に向かった。とはいえここまでの長大陽線の幅が相当ある事で空間には余裕があり、来週以降仮に切り返した場合でも再陽転まで持って来るかどうかこの辺を見ておきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で23,675.50ドル、次の下値フシも大引で23,208.49ドルとするが、今週は上記の通り税制改革法案を巡っての上下院の相違に神経質な展開を強いられフシ目は取らず終いであった。週間では0.50%安と9週ぶりに反落とはなったものの、下値フシを切るまでの押しも見せずに8日まで7日続伸し5日連続で史上最高値を更新している事で、引き続き来週以降も税制改革法案を巡る議会動向に注目しつつ他指数と併せて見てゆきたい。」としたが、今週は売り一巡感から週明けは3営業日ぶりに小反発してのスタートとなったが、翌日はアジア・欧州株の軟調や原油安も嫌気され反落となり、週央も前日同様にアジア・欧州株の全面安や原油安を嫌気し続落となったが、翌日は長期金利上昇が好感されたほか米議会下院で税制改革法案が可決された事を好感し反発、週末は税制改革法案に絡み両院で法案内容に違いもある事で税制改革の遅れへの懸念が再び相場の重しとなった事で再度反落となったが今週もまた上下何れのフシも取らず終いであった。
 来週の注目指標としては、週明け20日の米10月景気先行指標総合指数、21日の米10月中古住宅販売件数、22日の米週間新規失業保険申請件数、米10月耐久財受注、11月ミシガン大学消費者態度指数確報値、FOMC議事録要旨等がある。
 今週もまた上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で23,675.50ドル次の下値フシも大引で23,208.49ドルとするが、今週も税制改革法案を巡る神経質な展開のなかアジア・欧州株の軟調を意識し軟調地合いで推移するもフシ目は取らず終い。週間では0.27%安であり2週続落となったものの、下値フシを切るまでの押しも見せていない事で引き続き来週以降も他指数と併せて見てゆきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で2,605.50、次の下値フシも大引で2,556.49とするが、今週は上記の通り税制改革法案を巡っての上下院の相違に神経質な展開を強いられフシ目は取らず終いであった。週間では0.21%安と9週ぶりに反落とはなったものの、下値フシを切るまでの押しも見せずに8日には史上最高値を更新しており、引き続き今年1月6日の再陽転からの長大陽線の幅とほぼ同幅となった現在の長大陽線がここから値位置を保ったまま揉み合いの波動に移行するのかどうか来週以降も見ておきたい。」としたが、今週は売り一巡感から週明けは3営業日ぶりに小反発してのスタートとなったが、翌日はアジア・欧州株の軟調や原油安も嫌気され反落となり、週央も前日同様にアジア・欧州株の全面安や原油安を嫌気し続落となったが、翌日は長期金利上昇が好感されたほか米議会下院で税制改革法案が可決された事を好感し反発、週末は税制改革法案に絡み両院で法案内容に違いもある事で税制改革の遅れへの懸念が再び相場の重しとなった事で再度反落となったが今週もまた上下何れのフシも取らず終いであった。
 今週もまた上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で2,605.50次の下値フシも大引で2,556.49とするが、今週も税制改革法案を巡る神経質な展開のなかアジア・欧州株の軟調を意識し軟調地合いで推移するもフシ目は取らず終い。週間では0.13%安であり2週続落となったものの、下値フシを切るまでの押しも見せていない事で、引き続き今年1月6日の再陽転からの長大陽線の幅とほぼ同幅となった現在の長大陽線がここから値位置を保ったまま揉み合いの波動に移行するのかどうか来週以降も見ておきたい。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で13,313.50、次の下値フシは大引で13,052.49となっているが、今週は上記の通り主力大手の冴えない企業決算を受け下値フシを切ってきた。とはいえ7日にはザラバで史上最高値を更新しており、これまでの長大陽線で空間を充分に空けている事から引き続き来週以降も仮に切り返した場合、再陽転まで持って来るかどうかこの辺を見てゆきたい。」としたが、今週は鉄鋼のティッセンクルップ、リンデやバイエル等の化学大手の下落を受け週明けは3日続落してスタート、翌日14日も前日に続いてのティッセンクルップの続落やRWEやエーオン等の電力大手の下落を受け13,033.48と4日続落し、先ずは設定していた13,052.49の下値フシを切ってきた。週央も前日に続いて続落となったRWEやエーオン等の電力大手が足を引っ張り5日続落となり、翌日はフォルクスワーゲンの大幅高やドイツ銀行、コメルツ銀行等の銀行株の上昇から6日ぶりに反発となったが、週末はRWEやエーオン等の電力大手の下落やヘルスケア大手フルゼニウスの大幅安から反落して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で13,162.50次の下値フシは大引で12,903.49となっているが、今週は上記の通り主力株の軟調を受け先週に続いて下値フシを切ってきた。7日に史上最高値を取ってから陰線を引いて2週目となるが、ここまでの長大陽線の幅が相当ある事で空間には余裕があり、引き続き来週以降に反落した場合でも切り返しからの再陽転まで持って来るかどうかだが、その際に長大陽線作成前の陽線に及ばない切り返しで再度反落へ向かった場合には直近安値フシを切るケースでは目先陰転ともなり得るのでこの辺を注視しておきたい。

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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