2018年01月13日(土)

睦月相場 [CFD]

【ご挨拶】
 皆様、新年おめでとうございます。
本年も宜しくお願い申し上げます



【サマリー・01/09〜01/12】
 今週の日経平均は、日本の3連休中に米株式が5日発表の12月雇用統計等を好感して堅調に推移した事を受け連休明けの寄り付きは大幅続伸してスタート、その後は節目の24,000円接近から高値警戒感も意識されやや値を削って前引け、後場は狭いレンジながら比較的堅調に推移し3日続伸して引けた。週央は米株式が10-12月期決算発表シーズンを前に企業業績への期待感を背景にした投資家のリスク選好姿勢から反発していたものの、半導体関連が弱かった事で値嵩ハイテクへの売り等を受けて寄り付きは小反落してスタートしその後もやや下げ幅を広げて前引け、後場も高寄与度の値嵩株への売りからマイナス圏で推移し4営業日ぶりに反落となった。翌日は中国政府が米国債購入の減額や停止を検討しているとの報を受け長期金利上昇への警戒感から米株式が反落していた事を受け寄り付きは続落してスタート、その後は円高進行が一服した事もあって下げ渋りながら前引け、後場は先物から再度弱含む場面があったもののあとやや戻し続落して引けた。週末は10-12月期決算発表シーズンを控え複数の大手企業が最低賃金を引き上げたほか、航空大手の決算も上振れた事を受け米株式は急反発していたものの、円高から相殺され受け寄り付きは小反発でスタート、その後は頭重い展開となりマイナス圏に沈んで前引け、後場も12月景気ウオッチャー調査の内容をマイナス視した売りもので弱含み3日続落して今週の取引を終えることとなった。
 円相場は、日銀の超長期債の買いオペにおいて買い入れ額を前回から減少させた旨の通知で新発10年物国債の利回りが上昇、日米金利差縮小が意識され円買いドル売りに繋がり連休明けは反発、週央も前日の日銀国債買いオペで買い入れ額を減らした事を円買い材料として蒸し返す動きが広がり国内長期金利が上昇、円の買いを誘って続伸となり、翌日も中国政府が米国債の購入減額を検討しているとの一部報道を受け、10日のニューヨーク市場に続いて円買い・ドル売りの材料となって円は3日続伸、週末もECBの感縮小観測を背景に対ユーロでドル売りが強まり円買い・ドル売りに波及した事で円は4日続伸となった。

【日経225種平均株価】
 昨年末号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で23,135円、次の下値フシも大引で22,664円とするが、今週は上記の通り主要海外市場がクリスマス休場で参加者の少ないなか閑散商いに終始しフシ目は取らず終い。結局今週は期待された掉尾の一振は適わなかったものの、年間では良好な企業業績に支えられ日経平均は19.1%の上昇率となった。引き続き今回設定した上値フシを抜いて来れば、11月に作成した今年の高値フシをも自動的に抜いて新値に踊り出る事になるので年明け以降もこの辺に注目しておこう。」としたが、今週は日本の3連休中に米株式が5日発表の12月雇用統計等を好感して堅調に推移した事を受け連休明け9日は23,849.99円と大幅続伸してスタートし、4日の大発会で新規設定された23,755円の上値フシを早速抜いて来た。週央は米株式が反発していたものの、高寄与度の値嵩株への売りから4営業日ぶりに反落、翌日も中国政府が米国債購入の減額や停止を検討しているとの報を受け長期金利上昇への警戒感から米株式が反落していた事を受け続落、週末も10-12月期決算発表シーズンを控え複数の大手企業が最低賃金を引き上げたほか、航空大手の決算も上振れた事を受け米株式は急反発していたものの、円高や12月景気ウオッチャー調査の内容をマイナス視した売りもので弱含み3日続落して今週の取引を終えた。
来週の注目指標としては、16日の12月国内企業物価指数、11月第三次産業活動指数、17日の11月機械受注、18日の11月鉱工業生産指数速報値等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で24,095円次の下値フシは大引で23,604円となっているが、今週は上記の通り国内連休中の米株高を好感して連休明けに上値フシを抜いて来た。年末の掉尾の一振は叶わなかったものの、その分と合わせたような大発会からの急騰で11月に作成した昨年の高値フシを一気に抜き新値に踊り出てきたが、来週以降仮に反落したとしても切り返して再陽転のフシを抜けるかどうか高寄与度の個別と共に引き続きこの辺を見ておきたい。

【TOPIX】
 昨年末号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で1,844.50、次の下値フシも大引で1,781.49とするが、今週は上記の通り主要海外市場がクリスマス休場で参加者の少ないなか閑散商いに終始しフシ目は取らず終い。結局今年のTOPIXは良好な企業業績に支えられ年間で19.7%の上昇率となったが、来年もこの地合いを継いで先行しているETFの後追いで同指数も再陽転のハードルをクリヤしてくるのかどうか年明け以降も引き続きこの辺を注視しておきたい。」としたが、今週は日本の3連休中に米株式が5日発表の12月雇用統計等を好感して堅調に推移した事を受け連休明けは続伸してスタートし、週央も米株式の反発を受けて続伸となったが、翌日は中国政府が米国債購入の減額や停止を検討しているとの報を受け長期金利上昇への警戒感から米株式が反落していた事を受け反落、週末も10-12月期決算発表シーズンを控え複数の大手企業が最低賃金を引き上げたほか、航空大手の決算も上振れた事を受け米株式は急反発していたものの、円高や12月景気ウオッチャー調査の内容をマイナス視した売りもので続落となったが、4日の大発会に新規設定された上下のフシは取らず終いであった。
 今週は上下何れのフシも取らなかったことで、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引1,895.50次の下値フシも大引で1,846.49となっているが、今週は上記の通り米株式は連日で史上最高値更新となったものの円高が足枷となりフシ目は取らず終いであった。とはいえ4日の大発会には1,863.82と急騰して昨年12月に抜け切れなかった最後の高値関門を一気にクリヤ、これでと11月7日の1,813.29ポイントとツラで再陽転が適わなかった昨年12月11日の1,813.34ポイントから次の上値フシを抜いて再陽転が確認された。これと前後してメガバンク群も昨年からの関門を抜けてきており、先行していたETFの後追いで漸く年明けから新ステージに入って来た。

【NY DOW】
 昨年末号では、「現在値から次の上値フシが大引で25,085.50ドル、次の下値フシは大引で24,590.49ドルとなっているが、今週は上記の通りクリスマス休暇中の投資家も多く閑散商いのなか一部ショートカバーの動きで28日には史上最高値を更新し特殊チャートも上値フシを抜いて来た。結局今年のDOWはトランプ大統領や北朝鮮などのリスクを抱えながらも低金利と好決算に支えられ年間では25%の上昇率と2013年以来の好パフォーマンスとなった。この値位置で仮に反落したとしても、切り返して再陽転のフシを抜けるかどうか年明け以降も引き続きこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は前週に大きく史上最高値を更新した事で利益確定売りが先行し週明けは小反落してスタート、翌日は10-12月期決算発表シーズンを前に企業業績への期待感を背景にした投資家のリスク選好姿勢から反発したが、週央は中国政府が米国債購入の減額や停止を検討しているとの報を受け長期金利上昇への警戒感から再度反落、翌日11日は10-12月期決算発表シーズンを控え複数の大手企業が最低賃金を引き上げたほか、航空大手の決算も上振れた事を受け25,574.73ドルと急反発し5日に新規設定された25,547.50ドルの上値フシを抜き、週末も好決算を発表した金融株や原油高を好感したエネルギー株の上昇から大幅続伸して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、16日の1月ニューヨーク連銀製造業景気指数、17日の米12月鉱工業生産指数、米12月設備稼働率、1月NAHB住宅市場指数、ベージュブック、18日の米週間新規失業保険申請件数、米12月住宅着工件数、米12月建設許可件数、1月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、週末19日の1月ミシガン大学消費者態度指数速報値等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で25,829.50ドル次の下値フシは大引で25,320.49ドルとなっているが、今週は上記の通り10-12月期決算発表シーズンを前に企業業績への期待感や好決算を背景にした投資家のリスク選好姿勢から週間では2.01%高、年初から2週間で4.39%高となり特殊チャートも新規設定された上値フシを抜いて来た。斯様に年明けからも連日で史上最高値を更新と上昇に拍車がかかっているが、今年もFRBが利上げを継続させたとしてもインフレと業績上昇が続けばS&P500種と共に堅調な相場が見込まれるとの見方も多く、この値位置で仮に反落したとしても切り返して再陽転のフシを抜けるかどうか来週以降も引き続きこの辺を見ておきたい。

【S&P500種】
 昨年末号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で2,715.50、次の下値フシも大引で2,664.49とするが、今週は上記の通りクリスマス休暇中の投資家も多く閑散商いのなかフシ目は取らず終いであった。結局今年のS&P500種はトランプ大統領や北朝鮮などのリスクを抱えながらも低金利と好決算に支えられ、年間では今年は年間では20%の上昇率と2013年以来の好パフォーマンスとなった。この値位置で仮に反落したとしても、切り返して再陽転のフシを抜けるかどうか年明け以降も引き続きこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は米景気への楽観的な見方や今週から始まる10-12月期決算発表への期待が広がり週明けは小幅続伸してスタート、翌日9日も決算発表シーズンを前に企業業績への期待感を背景にした投資家のリスク選好姿勢から2,751.29と続伸し4日に新規設定された2,750.50の高値フシを抜いて来た。週央は中国政府が米国債購入の減額や停止を検討しているとの報を受け長期金利上昇への警戒感から反落となったが、翌日は10-12月期決算発表シーズンを控え複数の大手企業が最低賃金を引き上げたほか航空大手の決算も上振れた事を受け反発し、週末12日も好決算を発表した金融株や原油高を好感したエネルギー株の上昇から2,786.24と大幅続伸し新規設定された上値フシを抜いて今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で2,812.50次の下値フシは大引で2,759.49となっているが、今週は上記の通り10-12月期決算発表シーズンを前に企業業績への期待感や好決算を背景にした投資家のリスク選好姿勢から週間では1.57%高、年初から2週間で4.21%高となり、特殊チャートでは2段上の上値フシまで抜いて来た。斯様に年明けからも連日で史上最高値を更新と上昇に拍車がかかっているが、今年もFRBが利上げを継続させたとしてもインフレと業績上昇が続けばDOWと共に堅調な相場が見込まれるとの見方も多く、この値位置で仮に反落したとしても切り返して再陽転のフシを抜けるかどうか来週以降も引き続きこの辺を見ておきたい。

【DAX】
 昨年末号では、「現在値から次の上値フシが大引で13,046.50、次の下値フシは大引で12,789.49となっているが、今週は上記の通りクリスマス休暇中の投資家も多く、少ない営業日数で閑散商いのなか主力株の軟調で下値フシを切って来た。先週記で「〜来週以降は上値フシを抜いても直近高値フシを抜けない限り直近で作成した安値フシを切るとそこで目先陰転を確認となる〜」と書いた通り今回設定した下値フシを切ると自動的に直近作成の下値フシを切ることになり目先陰転確認となる。先に上値フシを抜いた場合は週末終値が安値フシになるのでその分ハードルも上がるということになる。」としたが、今週はBMWやダイムラーの自動車株、ドイツ証取の上昇を受けて週明けは4日続伸してスタート、翌日も会社の構造改革への期待からタイヤ大手コンチネンタルや化学大手リンデの急騰を受けて小幅ながら5日続伸となったが、週央は前日急騰したコンチネンタルの急反落を受け6日ぶりに反落、翌日もシステム大手SAPの大幅安や電力大手RWEの下落を受け続落、週末は2017年国内自動車メーカー売上高が軒並み好調となった事が発表されBMWやフォルクスワーゲンの上昇したことを受けて反発となったが、5日に新規設定されたフシ目は上下共に取らず終いであった。
 今週は上下何れのフシも取らなかったことで、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引13,452.50次の下値フシも大引で13,187.49となっているが、今週は上記の通りユーロ高による圏外輸出への警戒感で週央から弱含みとなったものの下値フシを切るまでには至らずであった。昨年末号では「〜今回設定した下値フシを切ると自動的に直近作成の下値フシを切ることになり目先陰転確認となる。先に上値フシを抜いた場合は週末終値が安値フシになるのでその分ハードルも上がるということになる。」としたが、年明けから切り返し12月に付けた直近の高値フシをも抜くまで戻りを入れた事で前号までのこのシナリオは一旦取り消しとなる。昨年は著しい政治的危機もなく底堅い企業利益や景気が追い風となり約12.5%高となったが、今年の見通しについて投資家は前向きな見方を保っているものの、ユーロが一段と値を上げ企業利益を圧迫する可能性や政治的リスクが経済成長を抑制する恐れがあるのが懸念されるシナリオとなっている。

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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