2017年12月23日(土)

クリスマスウィーク [CFD]

【サマリー・12/18〜12/22】

 今週の日経平均は、税制改革法案が成立する見通しとなった事を好感した週末の米株式が史上最高値を更新していた事を受け週明けの寄り付きは急反発してスタート、その後も高値圏を維持して堅調推移のまま前引け、後場に入ってからも国内機関投資家の買い観測も背景に上げ幅を広げ5日ぶりに急反発して引けた。翌日は12月NAHB住宅市場指数が予想を上振れたほか、税制改革実現への楽観的な見方から週明けの米株式が続伸していた事を受けて寄り付きは続伸してスタート、その後23,000円接近では利益確定売りが嵩み急速に値を削って前引け、後場に入ると狭いレンジで小動きのまま推移し小反落して引けた。週央は米株式が今晩の上院での税制改革法案採決結果を見極めたいとの雰囲気の中を反落していた事を受け寄り付きは小幅続落してスタート、その後は円安に振れる場面でプラス圏に浮上するも再度マイナス圏に沈んで前引け、後場は米上院で税制改革法案可決と報じられたものの膠着感の強い展開に終始し小反発して引けた。翌日は税制改革法案が下院で再可決されたが織り込み済みであった事などから米株式が小幅続落していた事を受け寄り付きは小幅続落してスタート、その後更に下げ幅を広げるも円相場の弱含みと共に下げ幅を縮めて前引け、後場に入ると日銀によるETF買い入れ観測から一時プラス圏に浮上する場面もあったが売り物に抗せず再度マイナス圏に沈み小反落して引けた。週末は税制改革による業績拡大が見込まれる主要企業が相次いで従業員に還元する方針を発表した事を好感し米株式は反発していたものの、対主要通貨での円強含みが重しとなり寄り付きは小幅続落してスタート、その後は前日終値を挟んで高下した末に小幅続落して前引け、後場に入ると金融や資源ポストの堅調から概ねプラス圏で推移し小反発して今週の取引を終えることとなった。
 円相場は、米税制改革法案が今週中にも成立するとの観測が強まり、米景気へのプラスの影響を意識した市場参加者の円売り・ドル買いが優勢となり週明けは4営業日ぶりに反落してスタート、翌日は夕刻に米長期金利が低下し日米金利差が縮小するとの思惑から円は反発となった。週央は米税制改革の進展期待を背景に米長期金利が上昇、日米金利差の拡大を見込んだ円売りドル買いが先行し円は反落、翌日も米税制改革法案の上下院での可決を受けた米長期金利の先高感を背景に、日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いが優勢となり円は続落となった。週末は阿曽元で積み上がっていた円ショートの解消目的の円買い・ドル売りが進み、円は3日ぶりに反発となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で22,785円、次の下値フシは大引で22,314円となっているが、今週は上記の通り米上院補欠選で民主党が勝利見込みとの報や年内成立が期待される税制改革案に反対表明する議員が出た事から政策運営リスクへの警戒感が台頭し週末には下値フシを切っている。とはいえ週初は3日続伸で年初来高値を更新、1992年1月9日以来約25年ぶり11か月ぶりの高値水準を取った後の一服であり、先週下値フシを切った際でも11月半ばに作成した安値フシを切っていない事で、ここから更に調整を入れ仮に先週の安値フシを切ったとしてもその後の切り返し如何によっては再陽転の型にもなり易い事で来週以降も日々の波動に注視してゆきたい。」としたが、今週は税制改革法案が成立する見通しとなった事を好感した週末の米株式が史上最高値を更新していた事を受け週明け18日は22,901.77円と5日ぶりに急反発し早速設定していた22,785円の高値フシを抜いて来た。翌日は12月NAHB住宅市場指数の予想上振れ等で週明けの米株式は続伸していたものの利益確定売りが嵩み小反落、週央は米株式が反落していたものの円の弱含みから小反発したが、翌日は税制改革法案が下院で再可決されたが織り込み済みであった事などから米株式が小幅続落していた事を受け小反落となり、週末は税制改革による業績拡大が見込まれる主要企業が相次いで従業員に還元する方針を発表した事を好感し米株式の反発を受け再度小反発して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け25日の10月景気先行指数改定値、26日の11月失業率、11月全国消費者物価指数、11月企業向けサービス価格指数、28日の11月小売業販売額、11月百貨店・スーパー販売額、11月鉱工業生産指数速報値等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で23,135円次の下値フシは大引で22,664円となっているが、今週は上記の通り税制改革法案が成立する見通しとなった事を好感した週末の米株式が史上最高値を更新していた事を受け週明けから上値フシを抜いて来た。11月に作成した安値フシを切らずに第二週に上値フシ抜けをした事で、同じ第二週作成の安値フシを切っても適度な押し目扱いになる程度の余裕があったもののはや切り返しに入って来た。来週以降今回設定した上値フシを抜いて来れば、11月に作成した今年の高値フシをも自動的に抜いて新値に踊り出る事になるので掉尾の一振があるかどうかこの辺に注目しておこう。

【TOPIX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,844.50、次の下値フシは大引で1,781.49となっているが、今週は上記の通り米株式の史上最高値更新を受けて週明けから上値フシを抜いてきた。高値フシ抜けとなったものの再陽転まであと2ポイント足りず先月7日に作成した高値フシにツラとなった。これで一段ハードルを上げてしまった格好になったが、ETFの方は原資産に先駆けて11月1日に2007年2月23日に作成した高値フシの大関門を抜けていたが、週明け11日には設定していた高値フシを抜いて再陽転を確認しておりこれが先行して同指数も後追いとなってくるのかどうかこの辺を来週以降は注視しておきたい。」としたが、今週は税制改革法案が成立する見通しとなった事を好感した週末の米株式が史上最高値を更新していた事を受け週明けは急反発してスタート、翌日は12月NAHB住宅市場指数の予想上振れ等で週明けの米株式は続伸していたものの利益確定売りが嵩み小反落、週央は米株式が反落していたものの円の弱含みから再度反発し、翌日も円相場の弱含みや日銀によるETF買い入れ観測から小幅続伸し、週末も税制改革による業績拡大が見込まれる主要企業が相次いで従業員に還元する方針を発表した事を好感した米株式の反発を受け続伸となったが上のフシを抜くまでには至らずに今週の取引を終えた。
 今週は上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で1,844.50次の下値フシも大引で1,781.49とするが、今週は上記の通り税制改革法案が成立する見通しとなった事を好感した米主要三指数の史上最高値更新を背景に1,800の大台を回復し堅調推移となったが上値フシを抜くまでには至らずであった。とはいえ週明けには1991年11月14日以来26年1ヶ月ぶりの高値水準で終了し22日まで3日続伸し年初来高値を更新してきている事で、引き続き先行しているETFの後追いで同指数も再陽転のハードルをクリヤしてくるのかどうかこの辺を来週以降も注視しておきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で24,829.50ドル、次の下値フシは大引で24,340.49ドルとなっているが、今週は上記の通り税制改革を巡る協議の進展を一先ず好感し週央に上値フシを抜いて来ている。今週もS&P500種と共に14日を除いては連日の史上最高値更新となり週間で1.33%高と4週続伸、週末には主要3指数が揃って史上最高値を更新しており引き続きこの値位置で仮に反落したとしても切り返して再陽転のフシを抜けるかどうか来週以降もこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は12月NAHB住宅市場指数が予想を上振れたほか、税制改革実現への楽観的な見方から週明けは続伸してのスタートとなったが、翌日は上院での税制改革法案採決結果を見極めたいとの雰囲気の中を反落、週央も税制改革法案が下院で再可決されたが織り込み済みであった事などから小幅続落となった。翌日は税制改革による業績拡大が見込まれる主要企業が相次いで従業員に還元する方針を発表した事を好感し反発し、週末はクリスマス連休を控え閑散取引のなか再度反落となったが上下何れのフシも取らず終いであった。
 来週の注目指標としては、26日の10月ケース・シラー米住宅価格指数、12月リッチモンド連銀製造業指数、27日の米12月消費者信頼感指数、米11月住宅販売保留指数、28日の米週間新規失業保険申請件数、12月シカゴ購買部協会景気指数等がある。
 今週は上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で24,829.50ドル次の下値フシも大引で24,340.49ドルとするが、今週は上記の通り税制改革実現への楽観的な見方から堅調推移となったものの織り込み済みの感もあって上値フシを抜くまでには至らずであった。とはいえ今週も週明けからS&P500種やナスダックの主要指数と共に揃って史上最高値更新、週間では0.42%高と5週続伸しており引き続きこの値位置で仮に反落したとしても切り返して再陽転のフシを抜けるかどうか来週以降もこの辺を見ておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で2,685.50、次の下値フシは大引で2,634.49となっているが、今週は上記の通りアナリストの高評価を受けたハイテク主力の堅調から週初に上値フシを一本抜いて来た。今週もDOWと共に14日を除いては連日の史上最高値更新となり週間で0.92%高と4週続伸、週末には主要3指数が揃って史上最高値を更新しており引き続きこの値位置で仮に反落したとしても切り返して再陽転のフシを抜けるかどうか来週以降もこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は12月NAHB住宅市場指数が予想を上振れたほか、税制改革実現への楽観的な見方から週明け18日は2,690.16と続伸し早速設定していた2,685.50の上値フシを抜いて来た。翌日は上院での税制改革法案採決結果を見極めたいとの雰囲気の中を反落、週央も税制改革法案が下院で再可決されたが織り込み済みであった事などから小幅続落、翌日は税制改革による業績拡大が見込まれる主要企業が相次いで従業員に還元する方針を発表した事を好感し反発したが、週末はクリスマス連休を控え閑散取引のなか再度反落して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で2,715.50次の下値フシは大引で2,664.49となっているが、今週は上記の通り税制改革実現への楽観的な見方から週明けに上値フシを抜いてきている。今週も週明けからDOWやナスダックの主要指数と共に揃って史上最高値更新、週間では0.28%高と5週続伸しており引き続きこの値位置で仮に反落したとしても切り返して再陽転のフシを抜けるかどうか来週以降もこの辺を見ておきたい。

【DAX】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で13,188.50、次の下値フシも大引で12,929.49とするが、今週は上記の通りECBの政策決定会合等を睨みながら主力株の高下に左右される展開に終始しフシ目は取らず終いであった。先週までに半値引き上げとなり先ずは下穴を作成している事で、ここからどう上値を伸ばしてくるかに引き続き注目で先に一服し下値フシを切ってくるパターンとこのまま先に上値フシを抜いてくるパターンと二種あるが、後者の場合はその後反落した場合は直近の安値フシを切るかどうかこの辺には注視しておきたい。」としたが、今週はドイツ銀行やコメルツ銀行等の銀行株、電力大手のRWE、医療機器のフレゼニウス等の上昇を受け週明け18日は13,312.30と大幅続伸し早速設定していた13,188.50の上値フシを抜いて来た。翌日は前日に上昇していたドイツ銀行、電力大手のRWE、医療機器のフレゼニウス等の反落を受けて反落、週央20日も消費財大手ヘンケル、IT大手SAP、保険大手アリアンツの大幅安を受け13,069.17と大幅続落し今度は新規設定された下値フシを切って来た。翌日は医療機器大手フルゼニウスや化学大手BASFの上昇を受けて反発となったが、週末はドイツ銀行やコメルツ銀行等の銀行株や鉄鋼大手ティッセンクルップの下落を受け再度反落して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で13,198.50次の下値フシは大引で12,939.49となっているが、今週は上記の通り週初に上値フシを抜くも主力大手の軟調から週央には新規設定された下値フシを切っている。先週まで「〜ここからどう上値を伸ばしてくるかに引き続き注目で先に一服し下値フシを切ってくるパターンとこのまま先に上値フシを抜いてくるパターンと二種あるが、後者の場合はその後反落した場合は直近の安値フシを切るかどうかこの辺には注視しておきたい。」と書いていたが、今週の動きはまさに後者のパターンとなっており、週初に高値フシを取った後の反落で空間も埋め切っている事で、来週以降は上値フシを抜いても直近高値フシを抜けない限り直近んで作成した安値フシを切るとそこで目先陰転を確認となるのでこの辺は注意しておきたい。

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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