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ソフトバンク

2010年11月13日(土)

大台への道 [CFD]

【サマリー・11/08〜11/12】

今週の日経平均は、週末発表された米10月雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を大幅に上ブレとなり、円高一服もあって週明けの寄付は続伸してスタート、あと10/高値に絡まる動きに終始したが続伸し9,700円台で引けた。翌日は、NY DOWが7営業日ぶりに下落した事を受けて寄付は小甘くスタート、あと昨日同様に狭いレンジで推移し小反落して引けた。週央はG20合意の中で、SIFIsの対象リストから国内メガバンク始めとした主力金融が除外される可能性が出て来たと一部報じられた事で反発してスタート、あと各主力株の上昇も後押しし9,800円台で引けることとなった。翌日は寄り前発表の9月機械受注が事前予測を下回ったものの、82円台の円安を好感し続伸スタート、あとSQ控えでまたも狭いレンジ内での推移が続きわずかに続伸して引けた。週末は欧州信用不安再燃から対ユーロでの円高が嫌気されて寄付は反落してスタート、あと上海総合指数の急落が嫌気され後場は更に下げ幅を拡大させて9,700円台で一週間を終えた。ちなみに11月SQ値は9,813.10であった。
円相場は、週末の米雇用統計発表数値から雇用改善への期待感からドルにカバーが入った流れを継いで週明けは対ドルで小反落のスタート、翌日は欧州諸国の財政問題を手掛かりにユーロ売り圧力が継続し受け皿の円が強含む場面もあったが、週央のNY市場では米国の長期金利が上昇しドル買いが優勢となり今年10月上旬以来約1ヶ月ぶりの円安水準となる82.80円まで売られ、週末まで82円台の小動きとなった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で9,735円、次の下値フシは大引で9,410円となっているが、枯れ切った騰落レシオ効果もあったのか二日続騰にて引線一波動でこの上値フシを抜いてきたことにより早くも先週の再陰転がニュートラルとなった。パターン的には、6月中旬の目先陽転のフシを取るも下旬では早くも再陰転のフシを取ってニュートラルに転換してしまった波動の逆のパターンが今回か。週末のザラバ高値は「段階的な四つの抵抗が並ぶ価格帯」の二つ目手前で弾かれていたが、来週のこの上値フシはその三つ目に挑戦することになる。6月の逆パターンになるかどうかは、先ずこの三つ目の抵抗抜けるか否かの確認からということになる。」としたが、週明け8日、9日とザラバ高値でこの上値フシ9,735円に絡んだ動きとなるも引けでは弾かれたが、10日にははれてこの上値フシを抜いてきた。
 来週の注目指標としては、15日の7-9月期GDP速報値、17日の9月景気動向指数改定値、18日の10月日本製半導体製造装置BBレシオなどが注目どころだが、足元では外国人投資家の11月第一週の買い越し額は1ヶ月ぶりの高水準となっている。11月末の決算控えたヘッジジファンドの動向と併せこの辺の動向にも全体を測る上で注視しておきたい。
 特殊チャート上では、現在値から次の上値フシが大引で9,845円次の下値フシが大引で9,570円となっているが、引線一波動でこの上値フシを抜いてくると再陽転となり、四ヶ月間に亘って厚い抵抗となってきたこの「段階的な四つの抵抗が並ぶ価格帯」を抜けてきた今は、10,000円の大台というのはあまり抵抗にはならない筈。巷では9,000円から9,500円未満の累計売買代金62兆円よりも、その上の9,500円から10,000円の累計売買代金は77兆円に膨らんでいることからここからがキツイと見る向きもあるが、波動上キツイのはやはり先週記載したこの上値フシまでである。一方で先物は年初から見た場合、価格帯別出来高から見ると9,800〜10,000の間は比較的薄くこうした観点から先物が先導し現物も鞘寄せし易い構図になってくるかもしれない。

【TOPIX】
  先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で837.50、次の下値フシが大引で798と設定されるが、週末の昼時に発表された金融政策決定会合の結果では日銀基金が12月半ばから買い取る対象のETFについてはTOPIXまたは日経平均に連動するものとし、約4,500億円、市場規模は2.3兆円とされた。この辺がまた心理的に影響してくるのかどうかフシ目フシ目を見てゆきたい。」としたが、週明け8日には主力大型株の堅調も貢献し、さっそくこの上値フシ837.50を抜いてくることとなった。
  来週は特殊チャート上では、現在値から次の上値フシが大引で861.50次の下値フシは大引で822となっているが、今週はG20合意事項の中で通常の銀行以上に厳しい自己資本やレバレッジ等に関る基準を適用する(SIFIs)の対象リストからメガバンクが除外されるとの見通しで、これら軒並み堅調地合から指数嵩上げに貢献した。週末は大手行の10年9月中間期の連結決算発表本格化だが、事前予測での好決算は織り込まれているとの指摘もあり、ここまで指数へ寄与してきた事もあり来週の株価動向は注視しておきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で11,544.50ドル、次の下値フシは大引で11,206ドルとなっているが、今回の再陽転で関門を突破し次の長大陽線を作成途上となっている。8月末からの出直り相場においては今迄のような上昇相場においてのフシ目をあまり作成していないことから、上にしろ下にしろ一波動での振れ幅が比較的大きい相場付きになってくることが予測される。」としたが、週末には中国当局による利上げに対する懸念が出ていることでWTIが下落、これからエネルギー・資源関連株も売られたことで指数も11,192.58ドルと先週設定した下値フシ11,206ドルを取ってきた。
 来週の注目指標発表としては、先ず15日の米10月小売売上高、16日の米10月鉱工業生産・設備稼働率、17日の米10月消費者物価指数、18日の米11月フィラデルフィア連銀製造業景況指数などが予定されている。また、上記の米10月小売売上高に絡んで小売各社の決算発表もチェック、この辺には16日のアバクロことアバクロンビー&フィッチ、ウォルマート、そして18日のギャップなどが控えており、これらの決算絡めて年末にかけての見通しも注目される。
 特殊チャート上では、現在値から次の上値フシが大引で11,455ドル次の下値フシは大引で11,153ドルとなっているが、今回の上昇波動の最後の関門を抜いた後は2008年の7月から8月に作成した波動が抵抗帯になっている感じ。直近の抵抗は2008年8月18日に陰転確認した11,500ドル台のフシだが、その上には11,700ドル台のフシが二本並んでおり、この辺までどういった波動を歩むのか今後作成する形状に注目したいところ。

【S&P500種】
  先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,232.50、次の下値フシは大引で1,209となっているが、既報の通り出遅れであった指数も此処へ来て鞘寄せが為された。NY DOWに比べてフシ目取る回数自体が多いので、今後も関門のメドを測る上でこの指数と共に分析することが欠かせない。」としたが、DOWが下値フシを取った週末12日に同じくこの指数も1,199.21と先週設定したこの下値フシ1,209を切ってくることとなった。
  来週は特殊チャート上では、現在値から次の上値フシが大引で1,222.50次の下値フシは大引で1188となっているが、こちらの方も2008年の7月から9月の間に作成した抵抗帯が控えている。近いところでは2008年9月17日に再陰転した後の戻りで付けたフシ1,255、そして1,260台の9月4日に陰転確認したフシが抵抗となってくるところか。

【DAX】
  先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で6,801.50、次の下値フシは大引で6,668となっているが、今週4日に取った6,735.69というのは先週書いた上記の一年前の昨年10月から作成している上値抵抗ラインにほぼ一致する。そこでここから一旦押しを入れての再陽転挑戦となるのか、または引線一波動で次に設定した上値フシを抜いてくるのか見ておこう。」としたが、9日のザラバ高値では6,810.86とこの上値フシ抜くも大引では維持出来ず、また週末にはザラバ安値6,617.97とこの下値フシを割るも大引では切り返しと上下それぞれのフシにタッチするも引けでは中間で止まることになった。
 来週も特殊チャート上では、現在値から次の上値フシが大引で6,801.50次の下値フシは大引で6,668とするが、NY DOWやS&P500種同様に2008年のフシを探してみればこちらは2008年4月から6月に作成した波動が抵抗になりそうな感じ。同様に陰転値を参考にすれば6/5に陰転確認した6,900台のフシがあるが、先ずは一年前の昨年10月から作成している上値抵抗ラインを抜け切れるかどうかである。

【ソフトバンク】
 さて、日経平均への高寄与度シリーズ第四弾の今週はベスト4の同社を取り上げてみたい。
ご存知、ヤフーや携帯電話等の電気通信事業者等を傘下に置くネット企業の雄である。 6月の「アイフォーン4」の発売で新規契約の獲得に弾みが付き契約者数急増の快進撃が続いていたが、先に出揃った注目の携帯電話大手3社の平成22年9月中間連結決算では、売上高が前年同期比13%増の9,400億円、営業利益は57.3%増の2,072億円と過去最高を更新、このアイフォーン効果から唯一の増収増益となっていた。
  そんなワケで今週も同社株は日経平均の値上り寄与に大きく貢献することとなったが、特殊チャート上での昨年からの動きは、昨年2月のボトムから3/11には1,200円台のフシをはらって陽転確認、その後の3/23には強力な再陽転を提示しここから長い上昇波動入りとなった。この上昇波で目先陰転を確認したのは昨年の9月と今年の1月、それに直近では10/12に2,700円台のフシを切った時のわずか三回だが、陰転しても中間波での押しは10%そこそこで基斜線に支えられたトレンドを一度も割ったことはない。
  来週は特殊チャート上では、現在値から次の上値フシが大引で2,900円次の下値フシは大引で2,788円となっているが、この株のクセとして目先陰転から更に再陰転のフシギリギリまで下に振ってから切り返すパターンが多く、直近の10/12陰転以降の波動もこのパターンとなった。斯様にこうした動きは構造的にはカラ売りを呑み込んでテコにし易く、事実恒常的に貸借倍率は好取組が続いており、基斜線を切ってしまうまでは上記の通り目先陰転確認しても直近の再陽転値付近での陽転確認を待ってロングで入るほうが利が伸ばせるだろう。


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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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