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2010年08月14日(土)

手詰まりの口先 [CFD]

【サマリー・8/9〜8/13】

今週の日経平均は、為替の円高を嫌気し週明けから売り先行でスタート、あと短期の移動平均線の狭間でレンジ相場を繰り返しながら超薄商いのまま続落しての引けとなり、出来高は今年最低の12億5,400万株にとどまった。翌日はNY DOWが小反発したことを受けて寄りでこそカバー先行でスタートするも、あと円が対ユーロで強含んだ事に加えて上海総合の一段安も嫌気されて値を消す展開から小甘く引ける事となった。FOMCを通過した週央は朝方から売り先行でスタート、寄り前の機械受注の下ブレも嫌気されて断続的に売り物が続き結局9,300円割れでの引け、翌日はNY DOWの続急落から大幅続落でスタート、あと東京市場でも1ドル84円台への突入が響いて後場からはあっさりと年初来安値を更新、ただそこからは玉木財務官や杉本元財務次官などの要人発言があってこれらからに為替介入の可能性が高まったとの見方も一部台頭し引けにかけて戻し小幅続落での引けとなった。週末は参加者が少ない中、為替が比較的落ち着いているのを見てGLOBEXも確りで売り込んでゆく動きもなく、後場からはプラス圏での推移となり辛うじて6営業日ぶりに反発での引けとなった。
円相場は、米雇用統計悪化を受けたニューヨーク市場の流れを継いで週明けから対ドルで85円台と続伸、その後米FOMCを絡めた前後においては小動きとなる中85円台での推移となったが、あと日銀が金融緩和を見送り日米の背策スタンスの相違が鮮明になったとのセンチメントから木曜日には東京市場も一気に84円台へ、ドバイショック後の安値水準をも割り込んだ。この日の円高は対ユーロでも顕著で、約一ヶ月ぶりに109円台まで買い進まれた。あと、菅首相の円高懸念発言や要人の口先介入もあってやや戻り歩調、週末はこの地合いを継いで続落して終えた。

【日経225種平均株価】
先週号では、「次の上値フシは大引で9,755円、次の下値フシは大引で9,465円となっているが、上値フシは先週同様に9,700円台となっている事で引続き先週記した種々のフシ目にも注目しておきたい。この水準で煮詰まっているだけに上げ賛成な向きは早晩9,700円台突破の期待論が多いが、特殊チャート上ではもう一度この下値フシを割り込んでからの戻りの方が上に行くには望ましい。」としたが、一度も9,700円台を舐めにゆくことなく11日には下値フシを割り込んできた。先週号で書いた通りにそのまま上に行くことなく、もう一度下値フシを割り込んで型的には目先陽転のフシ目作成し易くなってきたが、下記の通りここは各種フシ目が多く存在する水準だけに今後の動きには注視しておきたい。
来週は、16日に4-6月GDP速報値の発表があるが、市場の関心は目下為替相場に絞られるだろうか。84円台に入ってから要人発言等で応急措置?的な対応にはなったものの、日米金利差縮小という根本的な問題が解決されず、日銀の追加金融緩和策等もハッキリしないうちは円高基調が変わらないというのがコンセンサスだろうか。
特殊チャート上では、現在値から次の上値フシは大引で9,495円次の下値フシは9,180円となっているが、引線一波動でこの上値フシを抜いてくるのか、それとも戻りもこの上値フシに到達しないまま再陰転のフシを取ってしまうかで今後違う展開になるので、今回もまた過去数回死守してきた9,000トビ台の関門を維持できるのかどうか含めて一つの正念場である。

【TOPIX】
先週号では、「上下のフシ何れも取っていないことから、来週の特殊チャートのフシ目も先週と同様に上値フシは大引で886.50、下値フシは大引で844.50とするが、週末には不動産などが牽引役となり、小甘く引けた日経平均とは逆に小反発となっていることからこのセクターも銀行と併せ見ておきたい。」としたが、日経225に歩調を合わせる形で11日にはこの下値フシを割り込んできた。
特殊チャート上では、現在値から次の上値フシは大引で853.5次の下値フシは大引で813.50となっているが、この下値フシを割るということは同時にドバイショック時に付けたフシ目をも割り込むということになるのでこれまた正念場といえよう。

【NY DOW】
先週号では、「次の上値フシは大引で10,779.50ドル、次の下値フシは大引で10,567.50ドルとなっているが、現在迄に5月の陰転後に作成した長大陰線の72%ほど戻りを入れているものの、この辺が第一波としては一杯なところなのかどうか今後陽転のフシ目取ってくるや否や注目しておきたい。」としたが、11日には世界経済の先行きに対する懸念が強まった事から一気に急落しこの下値フシを割ってきた。
来週の注目指標発表としては、先ず16日に8月NY連銀製造業景気指数、17日には7月米住宅着工件数、19日には8月フィラデルフィア連銀業況指数などが控えているが、ここハイテク関連が弱いことからナスダック総合なども併せて注視しておいた方がよさそうだ。  特殊チャート上では、現在値から次の上値フシは大引で10,481.50ドル次の下値フシは大引で10,219.50ドルとなっているが、6/15に付けたフシを割り込んできている事からこの後に10,200ドル台の空間を維持して上にゆくのか、それとも先の長大陰線のレンジで再陰転してしまうのか形状に注目しておきたい。

【S&P500種】
先週号では、「次の上値フシは大引で1,136.50、次の下値フシは大引で1,114.50となっているが、同チャート上で、NY DOWは長大陰線の72%戻りを達成しており、それと同等と考えれば1,142あたり迄の伸びがあって然るべきだがはたしてどうか。」としたが、11日のDOW急落に歩調を併せてこの指数もやはり下値フシの方を割り込んできた。
来週は特殊チャート上では、現在値から次の上値フシが大引で1,102.50次の下値フシは1,068.50となっているが、NY DOW同様にハイテク系の弱さもあることでナスダック総合なども併せて見ておきたい。

【DAX】
先週号では、「特殊チャート上では、現在値から次の上値フシは大引で6,353.50、次の下値フシは大引で6229.50となっている。既に8/5には6,333.58と4/26に付けた6,330台のフシ目をクリヤしてきているが、特殊チャート上ではこの次の上値フシを取ってはじめてこれがクリヤされ新値のフシが作成されることになる。」としたが、週明け9日にはザラバで6,356.41とこの上値フシを抜くも大引では6,351.60と僅かに足りず、逆に11日には6,154.07と下値フシの方を割り込んで来ることになった。
来週は特殊チャート上では、現在値から次の上値フシが大引で6,214.50次の下値フシは大引で6,092.50となっているが、引き続き新値のフシ取れるかどうかを見ておきたい。

【トヨタ自動車】
過去3回ほど取り上げている銘柄だが、注目の今月4日に発表した4-6月期の連結決算は北米や日本、アジア等での自動車販売が伸びて最終損益が1,904億円の黒字となった。四半期業績の改善を受けて11年3月期通期の業績予想も上方修正となっているがただ最終損益が1,904億円といっても、販売台数が約半分のホンダのそれが2,724億円と既に金融危機前の水準を上回っている点でやはり株価波動に相違が出て来るのは自然なところだ。
特殊チャートは初めて取り上げた5/15号時点の陰転が継続されており、陽転確認のチャンスは決算発表前の7月中旬にあったのだが、あと50円ほど足らずに3,290円台のフシ目を取るのに失敗、往って来いのパターンとなってしまったあたりが特殊チャートは翌月の事前予測ほど良くない決算内容を示唆していたとも言えようか。
特殊チャート上では、現在値から次の上値フシは大引で3,125円下値フシは大引で2,970となっているが、既に株価は昨年年度末の陽転確認時の水準に急接近しつつある。同じ為替敏感株でもある主力の【ソニー】などは2,800円台が上限になっている中間価格帯水準での動きとなっているのに比べるとリーマンショック後のボトム価格帯まで下落してきている同社はこれらと比較するに弱さは否めない。両者共に買い残が多いものの、この辺の差は貸借倍率の違いも左右される部分も大きく、仕掛けにはこういった部分も考慮しておおいた方がよいだろう。

【USD/JPY】
売りのターゲットになっている事でユーロからここ久しぶりに注目を浴びているが、既に7/17号にて書いてあるように、7/15には再陰転を確認しており、先月段階で既にドバイ・ショック時のフシ目を割り込んできている。果たして今月に入ってからドバイ・ショック時の84.82円を割ってきたとかで騒がれたが、特殊チャート上は上記の通り既にこうした示現を前もって示唆してくれておりこうした局面においても威力を発揮する。 現在値から次の上値フシは大引で87.05円、次の下値フシは大引で85.15円となっているが、この下値フシを割り込んでくると7/15に次いでの再陰転となる


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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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