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トヨタ自動車、ソフトバンク、ソニー

2011年05月14日(土)

五月相場 [CFD]

【サマリー・05/02〜05/13】

GW前半2日の日経平均は、週末の欧米株式の上昇を受けて寄付は続伸してスタート、あと揉み合うも昼休み中に国際テロ組織アルカイダ指導者のオサマ・ビンラディン容疑者死亡の報が伝わったことで先物から買われ大幅続伸、約1ヵ月半ぶりに1万円の大台を回復して引けた。後半の6日は欧米株式が大幅安となっていた事で寄付から急反落、前場は安値低迷したが後場は日銀のETF買いも背景に主力への買いも積極化し安値からは戻して引けた。 週明け9日は前週末の米株式上昇を受けて寄付は小反発してスタートしたものの、円高警戒感が重しになり直後から終日に亘ってジリ安傾向となり続落して引けた。翌日は米株式の続伸を受けて寄付は締まってスタート、あと中盤までマイナス圏で推移したが主力株の切返しから再度プラス圏に浮上し小反発して引けた。週央は欧米株式の上昇を受けて寄付は9,900円台を回復してスタート、あとアジア株式市況の弱含みを受け上げ幅を縮め小幅続伸して引けた。翌日は米株式の下落を受けて寄付は反落してスタート、あと戻りかけるも原発懸念が再度台頭し後場は下げ幅拡大し急反落して引けた。週末は米株式の反発を受けて寄付は反発してスタート、あと引続き原発懸念が燻ぶる中を昼休み中の枝野発言が切っ掛けとなってメガバンク群が急落し平均も続落して今週を終えた。
円相場は、週末の海外市場で米金融緩和を見込んだドル売りが増えた流れを継いでGW入り前半2日は続伸、あと海外市場で79円台まで円が上昇した流れを受け後半の6日も大幅続伸となった。 週明け9日は前週末に米雇用統計が改善したことを材料にドルカバーの流れを継いで反落、翌日は中盤から対ユーロでの上昇が一服したのに連れて売られ続落となった。週央は対ユーロでのカバーも入り小反発となった。翌日は欧州財政不安から対ユーロでドル買いが先行、連れて円も売られ反落。週末は日経平均の続落でリスク回避姿勢からドル売りが活発化、連れて円も反発となった。

【日経225種平均株価】
 04/30号リポートでは、「現在値から次の上値フシが大引けで9,955円、次の下値フシは大引で9,744円となっているが、今週は設定した上値フシを取って震災後の戻り高値もクリヤしたことで先ず先ず順調。やはりベースになっているのは3/30の陽転確認だろうが、個別で見てもファーストリテイリングやファナック、そして京セラ等の高寄与度の銘柄が軒並み再陽転達成しており頷ける。ただ225構成でもこういった強調組が居る一方でソニーなど再陰転してしまっているものもあり、(ちなみにこのソニーは世間を騒がせているプレステ問題発表の前に既に再陰転確認している)自動車セクターでもトヨタとホンダでは先行きの強弱に相違が出そうな波動の違いを描いているものもある。この辺はまた触れたいがいずれにしても、週末に掛けてのDOWも続伸し今年も「G・W前と谷間は高い」というアノマリーが実現しそうだ。」としたが、早速狭間の5/2にはこの上値フシをはらって154.46円高の10,004.20円と約一ヶ月半ぶりに10,000円大台を回復した。ただGW明けからは欧米の調整色もあって再度GW前のレンジに戻っている。なお5月限SQ値は9,758.38円であった。
 来週の注目指標としては、週明け16日の3月機械受注、4月企業物価指数、4月消費動向指数、19日の2011年1-3月期GDP速報値、3月鉱工業生産、3月設備稼働率のほか、木曜日からの日銀政策決定会合もマーク。
 来週は特殊チャート上では、現在値から次の上値フシが大引けで9,825円次の下値フシは大引で9,614円となっているが、トレンド維持の為には特殊チャート上の現状の半値引け水準は維持しておきたいところ。尚、引き続き主力の個別銘柄で見ると陽転と陰転組はほぼ拮抗している。トヨタ自動車が3,300円台にあったフシを抜いて再陽転する一方で、ソフトバンクは3,300円台にあったフシを割って再陰転しているなど各々では転換が見られ、先のソニーなどと併せて個別でもこうした構成銘柄の比率の推移を日々チェックしておきたい。

【TOPIX】
 04/30号リポートでは、「現在値から次の上値フシが大引けで866.50、次の下値フシは大引で827.40とするが、上記の通り特殊チャートのフシ取りならずとも今週は日経平均に遅れて約2ヶ月ぶりに30日線抜けが確認されている。ボリュームが出ないことには上値追いも難しいところが内需系ともいえるが、G・W明けからの主力参加者の戻りでこの辺が改善されてくるかどうか注視しておきたい。」としたが、早速日経平均が10,000円の大台を達成した5/2にはザラバで866.65まで高値があり、この866.50のフシを超えていたものの引けでは865.55と僅かながら届かず終い、結局またこの二週とも上下のフシは取らず終いであった。
尚、GS証券は5/11付けのリポートでTOPIXの見直しを下方修正し、今後6ヶ月の予想を従来の900ポイントから870ポイントへ、今後12ヶ月の予想を同1,050ポイントから970ポイントへと変更している。
 来週も特殊チャート上では、今週同様に現在値から次の上値フシが大引けで866.50次の下値フシは大引で827.40とするが、上記の通りGW中には上値フシに急接近するも、今週末の政府が週末に決定した原発事故に関する東電の賠償スキームに関して金融機関からの協力が必要とした他、事故の前後で行われた融資は分けて考える必要があるとした一部債権放棄示唆の枝野官房長官発言から軒並みメガバンクが売られ、連れて同指数も弱含んでいる事から個別動向も注視しておこう。

【NY DOW】
 04/30号リポートでは、「現在値から次の上値フシが大引けで12,889.50ドル、次の下値フシは大引で12,636.40ドルとなっているが、目下のところDOWはS&P500に先行する形で08年に付けた13,000ドルの大台のフシを目指している最中。その前に先ずはこの上値フシ等もあるが、目先は決算発表がどの程度株価に織り込まれたかを確認してゆく必要があろうか。」としたが、日本が連休中の5/5には12,584.17ドルと先ずはこの下値フシを割ってきた。あとM&A活発化への期待や商品相場高もあって12,700ドル台まで上伸するもギリシャ問題の不透明感なども燻ぶり再度この5/5の水準で今週を終えている。
 来週の注目指標としては、週明けの5月米ニューヨーク連銀製造業指数、17日の4月米住宅着工件数、4月米建設許可件数、4月米設備稼働率、4月米鉱工業生産、19日の米週間新規失業保険申請件数、4月米景気先行指数、4月米中古住宅販売件数、5月米フィラデルフィア連銀景況指数等があるが、決算関係では小売系が多数控えておりこちらの足下にも注目しておきたい。
 来週は特殊チャート上では、現在値から次の上値フシが大引けで12,755.50ドル次の下値フシは大引で12,504.40ドルとなっているが、今はQE2巡って商品相場動向も注目されておりこの辺も併せて見る必要がある。例えば主力のWTIが97ドル台のフシを割ってくるかどうか、またゴールドも1,480ドル台のフシを割ってくるかどうかなど日々の動向にも注視で、このQE2終了を巡っての思惑で13,000ドルの大台乗ってくるかどうかが焦点になる。

【S&P500種】
 04/30号リポートでは、「現在値から次の上値フシが大引けで1,372.50、次の下値フシは大引で1,347.40となっているが、現在のフシ目は08年の6/6に陰転確認した直後の初戻りのフシとちょうど一致する。この上値フシを抜いてくるといよいよ1,400の大台超えが見えてくることになるが、当時の水準とはその背景も今は違ってきているだけにどういった歩みになるか注目される。」としたが、DOWよりも一日早く5/4に1,347.32とこの下値フシ1,347.40を割り、週間では0.2%の下落となった。
 来週は特殊チャート上では、現在値から次の上値フシが大引けで1,359.50次の下値フシは大引で1,334.40となっているが、先週に下値フシ取ってからの今週の戻り局面においても、08年の6/6に陰転確認した直後の初戻りのフシ直前で弾かれており一寸した抵抗を見せている。同指数の上昇を主導するセクターの色合いも公益株などに若干変わってきており、この辺も併せて見てゆきたい。

【DAX】
 04/30号リポートでは、「現在値から次の上値フシが大引けで7,548.50、次の下値フシは大引で7,401.40となっているが、若干の不安を残す形状ながらも今週は2月のバレンタインデーに付けた高値フシを曲がりなりにも抜いてきた。上昇トレンドに回帰するとなると、今後は再度2月にコメントしたように08年の年明けに陰転確認した7,800台のフシまで強力な抵抗となるようなフシ目はないという点が再確認されてくることになる。」としたが、日本が連休中の5/4に7,373.93とこの下値フシ7401.40を先ずは割ってきた。
 来週は特殊チャート上では、現在値から次の上値フシが大引けで7,476.50次の下値フシは大引で7,329.40となっているが、5/6には7,400台のフシを抜いて再陽転となっている。但しその後の上げから一度下へ振っており、新値の位置だけに昨年4月のパターン再来となるかどうか各所のフシ目に留意しておきたい。昨年4月パターンで目先陰転すると先ずは7,000トビ台のフシ目抵抗出来るかどうかということになってくる。


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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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