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ホンダ

2010年11月20日(土)

内外祝日 [CFD]

【サマリー・11/15〜11/19】

今週の日経平均は、週末のNY DOWが続落となったものの、寄り前の7-9期実質GDP(速報値)が前期比3.9%と事前予測の2.5%を上回った事が好感され、寄付は反発してスタート、あと円安傾向なのも下支えとなり11月SQ値9,813.10円を上回って引けた。翌日は83円台の円安が好感され続伸してのスタート、あと上海総合指数の下げ幅拡大を受けジリジリと値を消し概ね往って来いとなり、再度11月SQ値を割って引ける事となった。週央はNY DOWの急落が嫌気され寄付は大幅続落してスタート、ただその後は輸出関連や主力金融が賑わった事でジリジリと切り返し、11月SQ値には及ばなかったが9,800円台を回復して引けた。翌日は外部環境小動きからほぼ変わらずで寄付いたものの、あと引続き主力金融株の上値追いでジリジリと上伸、後場には先物が一足先に大台回復となったのを追う様に10,000円台大台を回復して引けた。週末はNY DOWの急反発から10,100円台のスタート、あと先駆した一部輸出関連の売りものや香港ハンセン安などに押され終日右肩下がりの相場になり、上げ幅は一桁台にまで萎んだが辛うじて10,000円の大台は維持して一週間を終えた。
円相場は、週明けの朝方に発表された7-9のGDP速報値が実質年率3.9%の増加となったものの影響は限定的、対ドルでは上値の重い展開が続きあと米金融当局幹部の発言を材料に83円を割り込む動きが見られたものの揉み合い、週末に掛けては米の景況感改善を示す指標を受け83円台が居心地のいい相場となっていた。斯様にドル安が一服したかのような動きに入ったのも束の間、一方では欧州信用不安の再燃からユーロの下落が目に付いた場面もあった一週間でもあった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で9,845円、次の下値フシが大引で9,570円となっているが、引線一波動でこの上値フシを抜いてくると再陽転となり、四ヶ月間に亘って厚い抵抗となってきたこの「段階的な四つの抵抗が並ぶ価格帯」を抜けてきた今は、10,000円の大台というのはあまり抵抗にはならない筈。巷では9,000円から9,500円未満の累計売買代金62兆円よりも、その上の9,500円から10,000円の累計売買代金は77兆円に膨らんでいることからここからがキツイと見る向きもあるが、波動上キツイのはやはり先週記載したこの上値フシまでである。一方で先物は年初から見た場合、価格帯別出来高から見ると9,800〜10,000の間は比較的薄くこうした観点から先物が先導し現物も鞘寄せし易い構図になってくるかもしれない。」としたが、先週号タイトルでも「大台への道」としたようにほぼ上記のシナリオ通りの展開で進み、解り易い相場展開であったと思う。17日までは設定した上値フシが抵抗になっていたものの、18日にはこれを抜いて再陽転確認から一発で大台乗せとやはり抵抗感は無かった。
 来週の注目指標としては、25日の10月貿易統計、週末26日の10月全国消費者物価指数などがあるが、国内は火曜日が勤労感謝の日で祝日、そして海外は25日がサンクスギビングデーで祝日となることで、大台には乗ったもののあまりボラタイルな展開にはならない可能性もある。
 特殊チャート上では、現在値から次の上値フシが大引で10,125円次の下値フシは大引で9,820円となっているが、この上値フシを抜けると次は6月に付けた10,200円台のフシが控えている。11/6号で「パターン的には、6月中旬の目先陽転のフシを取るも下旬では早くも再陰転のフシを取ってニュートラルに転換してしまった波動の逆のパターンが今回か。」と書いたが、実にこの波動は8/31を中心として二分してみると押しや戻りまでほぼ一致しているから面白い。何処までこのパターンが継続するか前回のフシ目参考に見てゆきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で861.50、次の下値フシは大引で822となっているが、今週はG20合意事項の中で通常の銀行以上に厳しい自己資本やレバレッジ等に関る基準を適用する(SIFIs)の対象リストからメガバンクが除外されるとの見通しで、これら軒並み堅調地合から指数嵩上げに貢献した。週末は大手行の10年9月中間期の連結決算発表本格化だが、事前予測での好決算は織り込まれているとの指摘もあり、ここまで指数へ寄与してきた事もあり来週の株価動向は注視しておきたい。」としたが、今週はメガバンクや証券を中心とする主力株が活躍した影響で、TOPIXが日経平均に対してアウトパフォームする格好となったのが目立ち、18日にはこの指数も上値フシを抜いてくることとなった。
 来週は特殊チャート上では、現在値から次の上値フシが大引で889.50次の下値フシは大引で848となっているが、一般的には9月安値、11月安値のダブルボトムを形成、ネックラインであった9/21戻り高値858.77を抜いた事で次は7/14の874.25あたりが言われてはいる。ただ、この上値フシは再陰転確認となった5月に切ってしまった重要なフシとちょうど一致するので目先の4、5ポイントの変動はともかく最終はこちらの方を注視しておいた方がよいだろう。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で11,455ドル、次の下値フシは大引で11,153ドルとなっているが、今回の上昇波動の最後の関門を抜いた後は2008年の7月から8月に作成した波動が抵抗帯になっている感じ。直近の抵抗は2008年8月18日に陰転確認した11,500ドル台のフシだが、その上には11,700ドル台のフシが二本並んでおり、この辺までどういった波動を歩むのか今後作成する形状に注目したいところ。」としたが、16日には急落し、先ずはこの下値フシ11,153ドルを切ってきた。
 来週の注目指標発表としては、先ず23日の米10月中古住宅販売件数、翌24日の米10月新築住宅販売件数、米9月住宅価格指数、米10月耐久財受注等、特に住宅関連の指標が相次いで発表される。米では来週サンクスギビングデーが入るが、例年これ以降から年末商戦がピークになる。小売関連といえば23日にはティファニーの決算発表が予定されているが、先日発表された10月小売売上高は世予測を大きく上回る1.2%増と4ヶ月連続での増加となっておりこの辺にも注目。
 特殊チャート上では、現在値から次の上値フシが大引で11,310.50次の下値フシは大引で11,004ドルとなっているが、下値フシを先に取ったもののGM上場熱の効果もあってあと切り返してきている。ここから引線一波動で再陽転のフシまで抜きにいくのか、それとも下値フシを取ってからの切り返しで一旦ここで壁を形成しに入るのか、来年にかけての波動を測る上でこの辺を注目しておきたいところ。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,222.50、次の下値フシは大引で1188となっているが、こちらの方も2008年の7月から9月の間に作成した抵抗帯が控えている。近いところでは2008年9月17日に再陰転した後の戻りで付けたフシ1,255、そして1,260台の9月4日に陰転確認したフシが抵抗となってくるところか。」としたが、やはりNY DOWが急落した16日に1,178.34と先にこの下値フシの方を取ってきた。新値を取った陽線の半値以下まで押した形状もまたNY DOW同様である。
 来週は特殊チャート上では、現在値から次の上値フシが大引で先週同様に1,222.50次の下値フシは大引で1,176となっているが、昨年夏から今年の春先までの上昇波動に比べると今年の夏からの上昇波動は基斜線も角度が前回に比べて急となっているのでその分、維持するハードルはキツくなっているか。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で6,801.50、次の下値フシは大引で6,668とするが、NY DOWやS&P500種同様に2008年のフシを探してみればこちらは2008年4月から6月に作成した波動が抵抗になりそうな感じ。同様に陰転値を参考にすれば6/5に陰転確認した6,900台のフシがあるが、先ずは一年前の昨年10月から作成している上値抵抗ラインを抜け切れるかどうかである。」としたが、こちらは16日に6,663.24と上記の下値フシを切ったものの、他と波動が違うだけあってその押しから18日には6,832.11と今度は上記の上値フシを取り更に続伸して週末を終えている。
 来週は特殊チャート上では、現在値から次の上値フシが大引で6,899.50次の下値フシは大引で6,764となっているが、今回の6,800台乗せで一年前の昨年10月から作成している上値抵抗ラインを先ずは抜けてきた。次に控えるのは一昨年に作成した6/5の陰転値である6,900台のフシということになるが、どのように捉えてゆくか注目される。

【ホンダ】
 さて、10/23号から日経平均寄与度の高い銘柄に焦点を当て、「ベスト5の状況くらいは最低限把握しておきたい」として毎週一銘柄づつ取り上げてきたが、はや今週はその五つめ。今週は第五弾としてベスト5の同社を取り上げてみたい。
 これまたご存知、2輪では世界首位を誇り、4輪でも世界7位に位置する企業。 先の10/29に発表した10年7-9月期の連結決算では、アジアなどの新興国での二輪車販売が伸び、日米で自動車販売の回復もあった結果、純利益が前年同期比2.5倍増となっていた。ただ下期に関しては円高や原材料費の上昇など不確定要因として業績見通しの引き下げを行っている。その為替について下期想定レートは、従来予想の1ドル85円を80円に見直した。直近での株価はこうした好業績にもかかわらず、逆にコンセンサスを4%ほど下回ったとの理由でこれらを反映させずに押しを入れたものの、切り返し急で再度3,000円台に乗せて来ている。
 特殊チャート上での昨年からの動きは、昨年1月にボトムを付けたあと、3/17に2,200円台のフシをはらっての再陽転から一波形成、この一波に比べて日柄は短いもののこれとほぼ同幅の上昇で7/9からは二波目を形成することとなった。その後8/17の陰転確認を経てドバイショックまで調整するが、あと12/02には2,800円台にあったフシをはらって陽転確認から三波目入り、年を跨いで今年の1月と高値と、再陽転からの出直りで今年の4月には二番天井をつける格好となった。あと他の銘柄同様に5/6には3,190円台のフシを切って陰転確認、その後はズルズルと2,400円台まで下げたが、あと7/14の目先陽転から戻りに入っている。
 来週は特殊チャート上では、現在値から次の上値フシが大引で3,200円次の下値フシは大引で3,010円となっているがこの株、10/02日号でソニー株を引き合いにして書いた事があるが、同様に目先陰転のフシ取ってからの切り返しで今度は陽転のフシを取るなど、直ぐに転換解消させるあたりはこのソニー株などと同様に日経平均のフシの取り方に酷似している。目先陰転途上のものを強引に買い上げるのは一部には投信などの影響もあると見るが、外しのときもこれと逆のパターン出現となるので、個別で張るよりやはり指標として使うのに適しているだろうか。


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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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