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2010年07月31日(土)

指数二種追加 [CFD]

【サマリー・7/26〜7/30】

今週の日経平均は、欧州ストレステストが通過したことによる灰汁抜け感から週明けは反発してスタート、先物も25日移動平均線を絡める動きになったが、あと上海総合指数の軟化から上げは小確りにとどまった。翌日はNY DOWの続伸から高寄りするも、あと週末にかけて発表される日米景気指標等の内容待ちで模様眺めが続き、結局日中値幅としては54円足らずと3/23以来約4ヶ月ぶりの小動きにとどまった。週央は為替の円安が好感されて寄りから買い先行でスタート、途中9,600円台から9,700円台の各種指標における抵抗水準でモタつく場面があるも先物の踏みめいた動きもあってほぼ高値圏を維持して引けた。翌日はNY DOWの反落もあって朝方から売り先行でスタート、主力の決算発表を控えて売買交錯する中、小反落して引けた。週末は為替の円高傾向を受けて朝方から売り先行でスタート、6月鉱工業生産の悪化等も足を引っ張り後場からは一段安、大幅続落で週末を終えた。
 円相場は、週明け対ドルでは小動きとなったものの対ユーロでは続落、ザラバでは約2ヶ月ぶり安値を付けた。あと住宅指標の改善などからドルも戻りかけ週央には約2週間ぶりに88円台に上昇したものの、早くも米国経済に対する二番底懸念が台頭し、週末には東京市場で昨年12月上旬以来約8ヶ月ぶり86円台前半水準を付け、更にはNY市場ではザラバで85円台まで買い進まれた。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「次の上値フシは大引で9,815円、次の下値フシは大引で9,275円となっているが、4/1の大引のフシ目から続くダウントレンドの上値抵抗と、前述した9,000トビ台の切り上げ型のフシ目のサポートの間で収斂型になってくるのかどうか、この辺も見極めておきたい。」としたが、果たして金曜日の日経紙でも指摘していたように膠着状態、先週は下押してから戻し、今週はコレとは逆に上昇してから押しであった。
 来週は、米重要指標の発表や、その影響度が何処まであるのか不透明ながらFX新規制後の為替相場を睨みながらの展開となろうか。
 特殊チャート上では、現在値から次の上値フシは大引で9,765円次の下値フシは大引で9,425円となっているが、ちなみに先物市場では08年9月以降の価格帯別出来高なども9700円台が最も出来高の多いポイントであり、OPもコールの建玉が権利行使価格9,750円以上から2万枚を超える。そして6月のメジャーSQ値は9,747円であるが、これらは何れも特殊チャートの上値フシとほぼ同水準、そういった意味でもこの上値フシを抜けてくることが出来るのか否かが注目されようか。

【TOPIX】
 先週号では、「次の上値フシは大引で851.50、次の下値フシは大引で812となるが、下値フシを捉えることは同時に昨年のドバイショック時のフシ目を切ってくることになる。」としたが、今週はバーゼル銀行監督委員会が自己資本規制に関して従来の論議よりやや緩和した内容で合意したのが好感されて三菱UFJ、三井住友FG、みずほFGなどのメガバンクが上昇した結果TOPIXの上昇に大いに寄与し、これに因って28日には上値フシであった851.50を抜いてくることとなった。
 特殊チャート上では、現在値から次の上値フシは大引で886.50次の下値フシは大引で844.50となっているが、来週も今週動意付いた主力金融系の個別がこの動きを継続させるかどうかも併せてフシ目を見てゆきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「次の上値フシは大引で10,528.50ドル、下値フシは大引で10,320.50ドルとなっているが、6月中旬に付けた10,400ドル台のフシ目を曲がりなりにも捉えているのでここで陽転のフシ目を形成してくるかどうか注視しておきたい。」としたが、10,400ドル台のフシ目を取った勢いで次の上値フシである10,528.50ドルも27日に抜いてくることとなった。
 来週は重要統計の発表を睨みながらの展開となるが、先ず週初には米7月ISM製造業景況感指数の発表、3日には米6月中古住宅販売成約指数の発表、4日には米7月ADP全米雇用報告、米7月ISM非製造業総合指数の発表、そして週末には米7月雇用統計の発表があるが、こちらは失業率が前月から上昇する予測が多い。
 特殊チャート上では、現在値から次の上値フシは大引で10,642.50次の下値フシは大引で10,403ドルとなっているが、月末段階でS&P500採用のうち336社が第二四半期決算を発表、76%が事前予測を上回る好決算となったという。これらを織り込み5/20の再陰転値を抜いてきた現状からこの再陰転時の大陰線の値幅を戻せるか否かが注目される。

【S&P500種】
 日経225と共にTOPIXも毎週コメントしているが、NY DOWを挙げるなら機関投資家の運用実績などでベンチマークとなっているこの指数も取り上げてゆきたい。この指数、CFDの売買高ランキングでもベスト3入りの常連で総合的に捉えてゆく。
日経225とTOPIXの両者ではその波動もけっこう相違するパターンが多いのだが、NY DOWとS&P500の両者は波動も酷似したコースを辿る場合が多いのがここ最近のパターンである。直近でNY DOWの方は、先週号でも書いたように6月中旬に付けたフシ目を抜いてきているが、S&P500の方は6月中旬に付けたフシ目とちょうど同水準でとどまり未だこれを抜いていない。
 特殊チャート上では、現在値から次の上値フシは大引で1,125.50次の下値フシは大引で1,090.50となっているが、ここから陽転のフシ目取ってくればNY DOWもそうであるように5/4に重要なフシ目を切って陰転した後の長大陰線にフシ目がない事もあり、これらの空間は上げ易いということになるのでその辺を注視しておこう。

【DAX】
 ストレステストで不合格となった銀行が7行にとどまった上に増資などの道筋が示されたことで市場の警戒感が一先ず後退、ユーロへの売り圧力が緩和される中、欧州株式も立ち直るか否かが注目されるが、欧州モノからは【独DAX指数】をチェックしておきたい。この欧州といえば、代表的な【英FTSE100】もよくCFDの売買代金ランキングに顔を出すが、トレーダーの間で実際に根強い人気なのはやはりこの【独DAX】だろう。
 この指数、リーマン・ショックの後遺症で他主要国同様に昨年3月に安値をつけた後、3/12に3,910のフシ目を抜いて陽転確認、あと直近に至るまできれいな上昇波動を継続させている点が、日経225やNY DOWのように5月に入ってダウントレンド入りしてしまった部分とは相違するか。
 特殊チャート上では、現在値から次の上値フシは大引で6,195.50次の下値フシは大引で6,073.50となっているが、値位置は高いながら直近の7/27には再陽転のフシ目を捉えてきており4月のフシ目も捉えてくるかどうかが注目される。

【三井物産】
 先週号では総合商社トップの【三菱商事】を取り上げたが、今週は同じ総合商社で此処と覇権を争う同社をチョイスしてみたい。直近ではむしろあのB・Pの原油流出事故において、三井物産が70%出資している三井石油開発が孫会社を通じて事実上油田の権益を持っている関係上、被害補償の負担をするか否かで思惑が交錯し、大商いとなった22日には後場1時過ぎから突如として商いを伴った上げに転ずるなど、三菱商事以上に投資家の関心度が高かったのではないだろうか?
 こちらはリーマン・ショックの影響で2,000円台水準から暴落し、三桁台の下値調べをした後に三菱商事よりも一足早く、08年末の11/27に755円のフシ目を抜いて陽転確認。年度末に掛けて再度の下値調べがあるもこちらも上昇トレンドを維持し、今年の4月には1,665円の高値まであった。今年5月の陰転確認後には最終の上昇波動においてブレイクした1,300円を挟む壁も割り込み、昨年の春先から作成した1,000円〜1,300円の中間帯下限まで下りてきた。
 特殊チャート上では、現在値から次の上値フシは大引で1,157円次の下値フシは大引で1,078円となっているが、一旦この下値フシを割るような押しを入れてから上のフシを取ってきた方が陽転確認し易い。そうなった場合には目先では上記の中間価格帯での動きに収まることになろうか。

【EUR/USD】
 先週号では、「次の上値フシは大引で1.304、次の下値フシは大引で1.280となっているが、この上値フシを抜いてくれば再陽転確認となるので注目である。」としたが、7/29には大引で1.3077とこの上値フシを抜き、これで再陽転確認となった。先にユーロは7/10号で書いたように一波動では抜けなかったものの、曲がりなりにも7/8にはフシ目を抜き、一方で米ドルは7/17号で書いたように7/15には再陰転を確認、従ってこうした動きになる素地は充分にあったといえる。特殊チャート上では、現在値から次の上値フシは大引で1.3205次の下値フシは大引で1.2945となっている。


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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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