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2010年07月24日(土)

ストレステストのストレス [CFD]

【サマリー・7/20〜7/23】

今週の日経平均は、週末のNY DOW急落を受けて連休明けは売り先行でスタート、円安傾向が下支えとして期待されたもののソニーやトヨタ自動車などの主力系は思ったほど堅調でないどころかズルズルと値を下げる展開で肩透かし。週央は米アップル等の好決算を受けて高寄りしたものの、あとグローベックス等が失速し寄り天のままダラダラと値を下げ結局小甘く引けることとなった。翌日はNY DOW下落に加えて為替も円高傾向で売り先行でスタート、あと国内では注目された信越化の決算などもあったが下馬評通りで思ったほど材料視されずに終始揉み合いから続落の引け。週末はNY DOWの200ドル超の大幅反発を受けて買い先行でスタート、高値圏維持しながら後場も一段高となったが日本時間深夜にも発表されるであろうストレステストの結果公表待ちで様子見ムード広がり終盤はややダレての引けとなった。
円相場は、週明け日銀が一段の金融緩和策を取る可能性があるとの一部報道から87円台前半に下落、あと揉み合いが続いた。翌日の東京市場では下げ幅を縮める展開となり、週央ではNY DOWの大幅高を受けてドル買いが活発化した前日の海外市場の流れを受けて再度87円台へ、翌日は一転バーナンキFRB議長の議会証言からドル売りが強まる流れで再度86円台へ買われる展開。週末はストレステストの結果公表待ちで揉み合いに終始した。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシは大引で9,515円、次の下値フシは大引で9,170円となっているが、上値フシを取ってさらに7月限オプションSQの9,636.23円もはらってくるのか、また逆に下値フシを割ってくると前号で書いたところの過去三回切り上げ型となってきた構成をこの四回目で下へブレイクさせてしまうのかどうかも見ておきたい。」としたが、連休明けからダラダラと売られ22日にはザラバで9,176.12円とこの下値フシに急接近する安値があったが、大引ではこれを免れ週末には漸く6日ぶりに反発しほぼ先週末水準での終値となった。 来週は国内もいよいよ3月期決算企業による第一四半期決算発表の前半戦でゾロゾロ出て来る。ストレステストはストレスが残る印象になったが、これら決算と併せ主要な米経済指標にも注目しておく週になりそうだ。
 特殊チャート上では、現在値から次の上値フシは大引で9,815円次の下値フシは大引で9,275円となっているが、4/1の大引のフシ目から続くダウントレンドの上値抵抗と、前述した9,000トビ台の切り上げ型のフシ目のサポートの間で収斂型になってくるのかどうか、この辺も見極めておきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「来週も引続き特殊チャート上でのフシ目は上下共に先週と同様になるが、公募価格決定でアク抜け感台頭ともいわれたみずほFGは一方で来週にはこの公募株還流を控える立場。また、ここへきて上場来安値を更新している新生銀やりそなHDにもファイナンスの観測が浮上したことでこれまたこれらが上値抑制要因になってくるのは必至か。」としたが、21日大引けでみずほの公募増資に伴うTOPIXリバランスの先物等へのショート、即ちみずほに約500億円の買い需要、TOPIX系に約500億円の売り需要となる観測を織り込む形で20には下値フシであるところの840を割り込んできた。
 特殊チャート上では、現在値から次の上値フシは大引で851.50次の下値フシは大引で812となるが、下値フシを捉えることは同時に昨年のドバイショック時のフシ目を切ってくることになる。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシは大引で10,197.50ドル、次の下値フシは大引で9,997.50ドルとなっているが、ザラバでは200日移動平均線超でことごとく叩かれているだけにこの辺も無視できない。」としたが、20日にはザラバで9,973.17ドルまで売られるも大引では下値のフシを取りに行くことなく、逆に上値のフシを抜いてくることになった。どうも不透明感が漂うストレステストはその名の通りストレスの残る結果となったのは否めないが来週も引続きの決算ラッシュ、主要どころでは先ず28日のビザやボーイング、その翌日はエクソンモービル、そして週末にはシェブロンの決算発表が予定されている。
 他に経済指標としては、27日にケース・シラー住宅価格指数、消費者信頼感指数や翌日の6月耐久財受注、そして地区連銀経済報告、4-6月GDP速報値などもありこれらの結果も注目されよう。 特殊チャート上では、現在値から次の上値フシは大引で10,528.50ドル下値フシは大引で10,320.50ドルとなっているが、6月中旬に付けた10,400ドル台のフシ目を曲がりなりにも捉えているのでここで陽転のフシ目を形成してくるかどうか注視しておきたい。

【三菱商事】
 週末の日経紙商品面には、「国際商品価格が急上昇」として原油や銅などの商品価格が再び勢いを盛り返してきた旨が載っていたが、商品高といえばやはり総合商社の動向が気になる。そこで今週は総合商社トップの三菱商事をチョイスしてみた。 ご存知三菱グループ中核企業で、週末には2013年3月期までの中期経営計画を発表、前期末に比べて投資先をおよそ2割弱減らす考えを示している。
 この株も他の企業同様に、リーマン・ショックの影響で3,000円台の地相場から売られまくり、1,000円割れまで示現したあと、08年末の12/11に1,187円のフシを抜いて陽転確認。年度末に掛けては再度の下値調べがあるもそこからは長い上昇トレンドに入り、今年の1月には2,542円の高値示現まであった。3月にはこれに合せる二番天井を取りに行った後、これまた他の多くの銘柄同様にゴールデン・ウィーク明けの5/6には2,218円の重要なフシ割れで陰転確認し下降トレンド入り、直近では22日に1,802円と年初来安値を更新している。
 特殊チャート上では、現在値から次の上値フシは大引で2,020円次の下値フシは大引で1,803円となっているが、トヨタ自動車の3,700円台から3,500円台に作成した波動に現況はよく似ている。ちなみにここは週末の30日に決算発表の予定となっている。

【WTI】
 先週号では、「現在値から次の上値フシは大引で76.65ドル、次の下値フシは大引で74.85ドルとなっているが、波動的にはこの下値フシを一旦割り込んだ方が再陽転し易い形になる。」としたが、この下値フシを割り込むことなく上値フシの方を捉えてきた。 日経紙商品面にも出ていたように足元の原油需要は引き締まっていないものの、米決算発表を睨んだ通期見通しの引き上げなどに米景気回復の期待が込められながら下値は堅くなっている。
 特殊チャート上では、現在値から次の上値フシは大引で79.95ドル下値フシは大引で78.55ドルとなっているが、上記の決算以外には前述したようにハリケーンシーズン到来でこれらにもまた反応し易い地合いとなっている。現在は熱帯低気圧「ボニー」が米石油精製施設の要、米メキシコ湾を直撃する進路を取るかどうかが注視されておりこれに伴うフシ目形成などに注視である。

【EUR/USD】
 前述の【EUR/JPY】同様に定型ではないながらも、6/4に1.197の安値示現後に6/17には1.239の陽転のフシ目ちょうどを取ってきた。その後に1.22台の押しを入れるも5/14に付けた再陰転値のフシ目もはらい1.29台まで伸びてきた。 特殊チャート上では、現在値から次の上値フシは大引で1.304次の下値フシは大引で1.280となっているが、この上値フシを抜いてくれば再陽転確認となるので注目である。


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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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