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2010年07月10日(土)

決算一喜一憂 [CFD]

【サマリー・7/5〜7/9】

今週の日経平均は、週明けは米市場が独立記念日で休場となる中を商い薄いまま終日模様眺めで推移、翌日は寄り前に為替が円高方向へ向かったこともあってグローベックス下落から先物から下落、前場9,091.70円と年初来安値更新したものの、後場からは上海総合指数の上げ幅拡大から大きく切り返し1日に付けた窓をも埋めきった。週央は休場明けの米市場が比較的小幅な上げで終ったことに対する嫌気売りもあって商いが盛り上がらないままにダラダラと小幅安となったものの、翌日はこの米市場の大幅高を受けて寄付からショートカバーが殺到、一巡後は高値圏で動意の薄い展開とはなったが6/29以来の9,500円台乗せの達成となった。週末は7月限オプションSQであったが、そのSQ値は9,636.23円、225型は12万株の買い越し。前場にマイナス圏まで沈むも、火曜日同様に後場からは上海総合指数や香港ハンセン指数の上げ幅拡大を好感から切り返し、小幅続伸で終えた。
円相場は、週初から米市場の休場を映して薄商いとなり対ドルでは週央まで87円台の小動きが続いた。一方でユーロは対円、対ドルで上昇となっていたが、週末にかけては米株式相場の大幅高を受けてドルが対円で88円台へと上昇、またユーロもトリシェ総裁が会見でユーロ圏経済に対する楽観的な見通しを示したことなどから対円では112円台へと上昇した。

【日経225種平均株価】
先週号では、「次の上値フシは大引で9,465円、下値フシは大引で9,075円となっているが、この下値フシは計測上偶然ながらも昨年のドバイショックの時に付けたフシ目と一致する。当時のようにここでコツンとして、年明けに掛けて急伸していった流れが再来するのか否かだが、個別銘柄で見ると先月の段階で数多くの主力銘柄がこれを既に割り込んでしまっており(トヨタなどは2月段階でこれを切っている)、寄与度の高い物が続々とこうした波動を描いていてはこれらへ日経225が鞘寄せする可能性もないわけではない。」としたが、やはり6日には9,091.70円と年初来安値を更新してきた。ただ、ほぼ同水準とはいえ下値フシの9,075円の僅かに上で止まり大引では切り返す展開。昨年9,000円大台超から下落時に付けたこの近辺のフシは過去三回切り上げ型となってきたが、今回も仮にここで止まればこの四回目も切り上げ型となる。
来週は、国内事情からは与党による過半数確保が微妙な情勢といわれている11日投開票の第22回参院選の結果が先ずは週初の相場材料になってこようか。他、国内では下旬が決算発表本格化となるが、米市場から下記の通り主要企業の決算が影響を及ぼす場面が出てこよう。 特殊チャート上では、現在値から次の上値フシは大引で9,748円下値フシは大引で9,430円となっているが、この上値フシはちょうど6月限メジャーSQ値の水準でもあり、このフシを抜いてくれば前回下落過程において、「〜直近の趨勢を測る基準であった9,880円を下回っているだけに〜」としたこの9,880円にあたるところの現時点でのフシ9,720円もクリヤすることになる。

【TOPIX】
先週号では、「次の上値フシは大引で860.50、下値フシは大引で820.50となっているが、下値フシを取ってくるということは昨年のドバイショックに付けたフシ目も割り込んでくるということになり、大台の攻防もゆくゆくは出現する可能性があるか。」としたが、日経225の上昇に歩調を合わせて8日にはギリギリであるものの861.02とこの上値フシを抜いてきた。 特殊チャート上では、現在値から次の上値フシは大引で881.50次の下値フシは大引で840となっているが、金融セクターが足を引っ張っていた分引き続きの陰転継続で全般に重い印象は否めない。

【NY DOW】
先週号では、「次の上値フシは大引で9,825ドル、下値フシは9,505ドルとなっているが、前述したように日経225よろしく10,110.50ドルを割り込んだばかりか、昨年再陽転から10,000ドル大台以上での活躍の起点となった10月の再陽転値である9,810ドルも切ってしまっているあたりが下値への余地を示唆している感もある。」としたが、金融大手ステート・ストリートが発表した4-6月期の決算見通しがアナリスト予想を大きく上回っていたことがサプライズとなって急騰、決算の上振れリスク思惑から一斉にショートカバーを誘い一気に10,000ドルの大台を回復してきた。
来週は、先週号で記したように13日にハイテクポストからインテル、15日には金融からJPモルガン・チェース、他は大手のグーグル、その翌日16日にはシティーグループ、バンクオブアメリカなどの決算が予定されているが、上記ステート・ストリートの例に見る通り金融系の決算には注目しておきたいところ。他、経済指標からは14日の6月小売売上高、翌日15日のフィラデルフィア連銀製造業景気指数などもマークしておきたい。
特殊チャート上では、現在値から次の上値フシは大引で10,240ドル下値フシは大引で10,038ドルとなっているが、現状ちょうど昨年の10/9に再陽転してからその後に付けた下値フシ、9,710ドルを維持しているのでこの辺が現況ではちょうどダブルボトムにも似たようなものになっているか。

【商船三井】
さて、このところ指数系で目立った動きをしているのがBDI(バルチック海運指数)である。この指数、上げでも下げでも連続すると長期に亘る習性?があるが、なにせ9日まで実に31日の続落となりここ一ヶ月そこそこでも一気に半値以下の水準にまで落ち込んでいる。世界景気の減速を先取りしているのが海運株と8日付けの日経紙にも出ていたが、そんなワケで今週はこの商船三井をチョイス。 この株もリーマン・ショック時における1,500円台からの崩落は凄かったが、戻り相場の2008年末からはすっかりボックス相場になってしまっている。他の多くの銘柄同様に同社も連休明け5/6に陰転確認してから、6月相場で陰転のまま戻りを入れるもやはりこの5/6の陰転値一歩手前で急落、5/25の再陰転値も割り込んできている。 特殊チャート上は、現在値から次の上値フシは大引で594円次の下値フシは大引で564円となっているが、中勢のボックスのちょうど中間に位置しており今後のBDI等の動向見ながら方向間を探ってゆく展開か。

【NY 金】
前号では、「現在値から次の上値フシは大引で1,268.3ドル、下値フシは大引で1,243.3ドルとなっている。」としたが、その翌週には週初から1,238.2ドルとこの下値フシを捉えてきた。その後も反発に乏しい中をズルズルと1,200ドル割れまで来たが、チャートの観点だけから述べれば6/19号で書いたように6/25にかけて上昇せずに今の状況となった方が持続力があった筈だ。特殊チャート上では、現在値から次の上値フシは大引で1,218.3ドル、次の下値フシは大引で6日にもう少しで抜けるところだった1,194.3ドルとなっているが、メジャー通貨の中ではユーロがカバーから反転を見せており、この辺の動向も注目である。

【EUR/JPY】
前号では、「現在値から次の上値フシは大引で112.05円、次の下値フシは大引で109.54円となっているが、波動上前回から陽転のフシ目が113円台から下がっているのでこの上値フシを一波動で抜いてくれば目先陽転となる。」としたが、一波動でのフシ抜けは適わなかったもののカバー要因もあって辛うじて112.05円のフシ目を抜いてきた。 特殊チャート上では、現在値から次の上値フシは大引で113.25円次の下値フシは大引で111.05円となっているが、これは【EUR/USD】も同じなのだが陽転パターンにはならなかったものの、目先のフシ抜けを果たしていることで次の波動の形成に注目しておきたいところ。


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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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