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2010年10月09日(土)

ゼロ金利政策復活 [CFD]

【サマリー・10/4〜10/8】

今週の日経平均は、日銀の金融政策決定会合を睨んで週明けは小動きでスタート、あと為替が円安へ振れたことで強基調となるもメガバンク3行が資本増強への懸念から売り圧力が強まったことで往って来いとなり9,400円割れで引けた。翌日は引続き日銀金融政策決定会合の結果を見極めたいとするムードで寄付は小甘くスタート、後場に入るとゼロ金利政策を復活させる他、相当数の資産買取りも決定したことを受けて一気に反転、9,500円台での引けとなった。週央はNY DOWが急反発した事を受けて寄付は買い先行でスタート、あと自己資本規制に関する思惑が交錯し売り込まれた金融株が切り返すと共に全般もジリ高継続となりほぼ高値圏での引けとなった。翌日は円高が嫌気されて小甘くスタート、あとオプションSQを前に小動きが続きそのまま動意薄のまま引け、週末は10月限オプションSQであったがそのSQ値は9,692.73円と確定。あと国内は連休前、海外は米雇用統計発表やG7を控えて模様眺めが強い中、先物の売りから値を崩し反落、9,500円台で週末を終えた。
円相場は日銀の追加金融緩和観測を背景に週明けは対ドルで朝方83円台後半へと下落したが、その後は利食い売りもあって小幅高となった。翌日は様子見が続いたものの、午後にゼロ金利政策復活や国債や社債など資産買取含む決定をしたことで一時急落となったが、あと大台近辺で上値重く揉み合う展開となった。週央は83円台で膠着となったが、対ユーロでは売られる動きが続き、翌日は米追加金融緩和観から82円台まで買われ、更に週末には米・英両市場において81円台まで買い進まれた。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが先週同様に大引で9,645円、次の下値フシは9,260円となっているが、今週の往来相場によって波動的には一旦ニュートラル。新たな転換のフシ目待ちとなるが、先週号のタイトル「為替頼み」とした通りこれに左右される指数だけに8月のボトム以降の特殊チャート波動は6/19に取り上げた【ソニー】の波動に酷似している。そんな訳で同銘柄の転換値にも注視しておきたいところだが、いずれにしても先週号で「可也強力な抵抗」とした部分は不変、環境が味方しているうちに抜いてこないとまた上げ拗れることになる。」としたが、週明けからの日銀金融政策決定会合においてゼロ金利政策を復活させる他、相当数の資産買取りも決定したことを受けて一気に動意付き6日にはこの上値フシを抜いてきた。この辺は資源セクターの寄与度も引続き大きかったが、やはりその他金融、そして不動産セクターなど金利メリット株の急反発の寄与度がかなり目立った格好になった。
 来週は、週末まで開催されていたG7後の為替相場動向に注目、先に発表された米雇用統計の結果により追加金融緩和観測の期待が一層強まることになっている折引き続き注視しておきたい。 なお、大きなイベントとしてはJASDAQとヘラクレスの市場統合によって「新JASDAQ市場」が連休明けの12日から稼動する予定となっている。
 特殊チャート上では、現在値から次の上値フシが大引で9,815円次の下値フシは大引で9,520円となっているが、9/1以降の戻りにおいて9/18号に書いた「段階的な四つの抵抗が並ぶ価格帯」で弾かれたのは今週で三度目である。この辺が9/25号でも「可也強力な抵抗」としたところだが、そうした意味でこの上値フシはここ数ヶ月では一番ハードルが高いものとなる。一般的な分析では上値抵抗線であった、一目均衡表の雲上限を今週突破し大台に期待とか言われているが、それが適うかどうかはこのフシを取るか否かにかかっているといえよう。また下値フシにしても、その後の波動の取り方によっては再陰転の型にも成り得るのでこの辺にも注意しておきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で858.50、次の下値フシは大引で819.0と設定するが、上記の武富士問題の他にも東京電力の増資などもマイナスポイントの寄与となっている部分もあり、やはりこれら対象銘柄が来週もキーとなってくるだろうか。」としたが、5日にザラバで817.07とこの下値フシ819.0を割ったものの引けではこれを維持、結局今週も何れのフシも取らずに一週間を終えている。斯様に今週は、金融庁による「自己資本規制、独自基準を検討」との報道と否定とでメガバンク群始めとした主力金融株の乱高下がボラティリティを先導した。
 来週も引き続き今週同様に特殊チャート上では、現在値から次の上値フシが大引で858.50次の下値フシは大引で819.0と設定するが、9/6を最後にかれこれ一ヶ月以上も特殊チャート上の変化が発生していない。結局大勢の方向性なのでこれでしっかり指標の役割を果たしているからいいのだが、引き続き上記の金融株群の動きに注目しておこう。

【NY DOW】 
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で10,873.50ドル、次の下値フシは大引で10,647ドルとするが、上記の通り今週は30日にはザラバで10,960ドル超まで値を飛ばすも、設定した上値フシを引けで抜けないなど意外?にも5/4に陰転確認した後の戻りのフシ10,900ドルが抵抗になった週であった。7-9月期決算絡めて二週目の挑戦でこれらクリヤなるか否か注目しておきたい。」としたが、週明け反落するも翌日5日には急反発し10,944.72ドルとはれてこの上値フシを抜いて引け、週末には5/3以来、約5ヶ月ぶりに11,000ドル台の引けとなった。
 来週の注目指標としては、14日の米8月貿易収支、そして15日の米9月消費者物価指数、米9月小売売上高、また米10月NY連銀製造業景気指数あたりをマークしておきたい。また、7-9月の決算発表も本格化し、先ず12日にはインテル、13日にはJPモルガン・チェース、14日にはグーグル、15日にはGEなど主力大手の発表が予定されておりこの辺も注目されるところか。
 特殊チャート上では、現在値から次の上値フシが大引で11,053.50ドル次の下値フシは大引で10,825ドルとなっているが、一寸した抵抗になっていた5/4の陰転確認後の戻りのフシ10,900ドルをクリヤしただけに後は4月に作成した高値フシが射程圏になってくる。すんなりと新波動入りしてくるのか、又はこの辺を上限としてボックス相場入りになるのかどうかその辺を見ておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,159.50、次の下値フシは大引で1,123とするが、ちなみにS&P500種の先月のパフォーマンスは8.8%の上昇となり、これは71年ぶりの高い月間上昇率という。ここまで事前予測を上回る決算にも支援されてきたという側面もあるが、今後の7-9月期も同様な期待を持たれているだけにこれらで一喜一憂する展開も予想される。」としたが、こちらもNY DOW同様に5日にはこの上値フシ1,159.50を抜いてきた。
 来週は特殊チャート上では、現在値から次の上値フシが大引で1,172.50次の下値フシは大引で1,148となっているが、NY DOWが既に5/4の陰転確認後の戻りのフシを抜いているのに対しこちらはこれを未だ抜いてきていない。8月にかけての戻り相場の時同様に、出遅れ感を持たせたままここで再度弾かれてしまうのかどうかなども確認しておきたい。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で6,349.50、次の下値フシは大引で6,167となっているが、前週より上値フシのハードルが下がっているとはいえこの6,300台のフシは4月に作成したフシが強力な抵抗になって今迄4度挑戦しても抜けていない一つの関門である。収斂も煮詰まってきており、またも弾かれてしまうかどうか興味深い。」としたが、週明け4日には6,134.21と早速この下値フシを切ってきた。あと毎度のように戻りを入れ6,300を前に足踏みとなっている。
 来週は特殊チャート上では、現在値から次の上値フシが大引で6,353.50次の下値フシは大引で6,213となっているが、こちらの6,300台のフシは今年の4月以降6,200台後半まで行ったフシだけで数えても6回挑戦して全て弾かれているフシである。それこそ日経225やDOWの抵抗帯も軽く見えてくるが、ここは新値だけに無理もないところか。

【住友金属鉱山】
 さて、金や非鉄の急騰が注目されており今回で四回目の登場。 前回の9/11号では、「株価の転機は今月に入ってからで、此処までの下落の過程において昨年の4/28に作成した下値フシが強力にサポートし、9/2には1,110円台にあった陽転のフシを抜いて目先の陽転を確認している。
特殊チャート上では現在値から次の上値フシは大引で1,224円、次の下値フシは大引で1,137円となっているが、引線一波動でこの上値フシを抜いてくれば再陽転となり、その後に陰転のフシを割らない限り前回収斂型を形成していた昨年6月と7月に付けたフシの値幅の中へと回帰することになろう。」としたが、まさにコメントした通りの値動きとなっている。
 この後の9/13にはこの上値フシをも抜いて再陽転も確認、その後も順調に値を伸ばして10/7には1,417円の高値まであった。 9/2の陽転後からは値幅で286円の上昇、また9/11号で提示した1,224円のフシ抜けで再陽転確認した9/13からでも182円幅の上昇となっている。
 特殊チャート上では現在値から次の上値フシは大引で1,446円次の下値フシは大引で1,324円となっているが、前号で指摘した昨年6月から7月に付けたフシの値幅の中でもここから上は上限のゾーンに入ってくるので其れなりに抵抗は多くなる。ただこの株、転換がきれいに出る素直な銘柄なのでフシ目さえ把握していれば売りでも買いでも非常に取り易い。

【NY金】
 既に7/24号で陽転のフシを提示しておき、7/29にはこのフシを取って陽転確認した通り順調に【EUR/USD】が上値を伸ばしていることで、代替資産を買う動きからこのコモディティーも騰勢止まらず、1,300ドルの大台も突破し史上最高値を更新中である。
 オルタナティブの発想で【EUR/USD】の陽転時に機械的にこの金を買っていれば、限月交代した8月限が1,160ドル台という、ちょうど6月高値からの押し目限界値近辺の安値で買えていたことになるが、なかなかこの下落途上で果敢に拾うのも難しかったか。
 前号では、「現在値から次の上値フシは大引で1,281.50ドル、次の下値フシは大引で1,257.50ドルとなっているが、大引で1,220ドル台にあるフシを切らない限りは今年の2月から作成した上昇トレンドを維持してゆくことになろうか。」としたが、この下値フシに抵触することなく上昇トレンド継続中。
 来週は特殊チャート上では、現在値から次の上値フシが大引で1,351.50ドル次の下値フシは大引で1,326.0ドルとなっているが、コモディティーの波動に多い中間波が大きく一波と三波の波動がほぼ同等のパターンである場合一旦の終着点は1371ドル近辺、またこれが拡大波であった場合にはその一旦の終着点は1,447ドル近辺と計測される。


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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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