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2010年08月28日(土)

Hindenburg Omen [CFD]

【サマリー・8/23〜8/27】

今週の日経平均は、週初から依然円高が継続しているのを嫌気し売り先行でスタート、はや8月SQ値が上値抵抗に変化し、加えて関心が寄せられていた首相と日銀総裁の会談は実に15分で為替介入の話しもなく、それも電話にて済まされたことが失望を誘い続落で引けた。翌日は円高進行から9,000円スレスレでの寄付、為替は84円台を再び示現しあと然程抵抗感も無くアッサリと1年3ヶ月ぶりに9,000円台の大台割れへ、その後も戻り鈍く9,000円割れのまま引けることとなった。週央は、NY DOWのザラバ10,000ドル大台割れに加えて為替は83円台にまで突入するなどから寄付は一段安でスタート、悪化する一方の外部環境から戻りも鈍く「注意深く見守る」だけのスタンスも失望を誘い大幅続落、翌日はNY DOWが小反発となったことで寄付は小反発でスタート、あと為替の小動きに合せるように狭いレンジでの推移に終始し5日ぶりに小反発で引けた。週末はNY DOW反落から売り先行でスタート、あと昼の間に首相が円高対策で会見という報が伝えられたことで後場からはジリジリと切り返し続伸となった。
円相場は、週初小動きのスタートとなるも首相と日銀総裁の中身の無い僅か15分の電話会談を受けて円買いが加速、翌日もこれを引き摺る格好で対ドルでは再度84円台まで買われ、また対ユーロでも107円台と一時8年9ヶ月ぶりの高値水準まで買われた。週央は要人の形式的牽制発言にもカバーの動きも見られ、円買い一服という流れは翌日も続いた。週末は海外からの流れでドルはやや売られてスタートするも、首相の円高対策会見の報で買われ小幅にカバーが入った。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシは大引で9,375円、次の下値フシは大引で9,065円となっているが、引線一波動でこの下値フシを切ってくると再陰転確認となる。依然として各月のSQ値を上値のフシとする一方で、下値フシとしては心理的なフシ目でもある年初来安値に近づけば値頃感なども働き買い支えられているボックス相場が継続されているようにも一見すると見えるが、この特殊チャート上では7月入りから始まったこうした規則正しい上下動の均衡が初めて今週壊れたと確認出来る。ちなみに先物では再陰転のフシを捉えてきておりこれに鞘寄せしてしまうのかどうか注視しておきたい。」としたが、やはり上下動の均衡が壊れたのがポイント、何事に対しても静観を貫く姿勢を嫌気し続落の末にはや24日には9,000円の大台割れとなり、同時にこの下値フシである9,065円を切って再陰転確認となった。既に先物が再陰転の旨もコメントしたが果たして鞘寄せとなった。
 来週は、党内分裂懸念など国内政局問題の台頭が予測される中を、首相と日銀総裁の会談も控えているが、そもそも今迄の実績も無い上に代表戦告示からこの辺は後手に回ることが早くも懸念されている。
 特殊チャート上では、現在値から次の上値フシは大引で9,085円次の下値フシは大引で8,825円となっているが、このゾーンは前回売買代金が35兆円と、9,000円〜9,500円未満の売買代金70兆円と比較して半分と薄かった関係で株価が変動し易いといわれている。8,000円台のフシ目で目立つのは四つ、先ず10,000円大台を回復する切っ掛けとなった昨年5月の再陽転のフシ8,850円だが、これは25日に取っている。次は昨年4月の陽転のフシ8,640円その下の8,470円、そしてこの4月陽転前の安値フシということになるが、上値は前号まで書いてきた9,000トビ台のフシ含めた4本が抵抗に変わっているはずで、今後これらの間でどういった波動形成するのか注目である。

【TOPIX】
 先週号では、「上下のフシ何れも取っていないことから、来週の特殊チャートのフシ目も先週と同様に、次の上値フシは大引で853.5、次の下値フシは大引で813.50となるが、週央でコア30系への物色が強まっても上のフシ目にタッチしなかったことでますます上値フシに対する重さが鮮明になってきている点には注意しておきたい。」としたが、こちらもズルズルと値を下げ、日経225に一日遅れで25日には下値フシである813.50を割り込んできた。これでドバイ・ショック時の安値フシも割り込んできたワケだが日経225と違ってここまで一度も陽転していない。
 来週は特殊チャート上では、現在値から次の上値フシが大引で826.50次の下値フシは大引で786.50となっているが、既に上記に書いた日経225でいうところの昨年4月の陽転のフシ8,640円水準のフシは割ってきている。主力の動きにもよるが両者何れに鞘寄せするのか各所のフシ等を注視しておきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシは大引で10,372.50ドル、次の下値フシは大引で10,099.50ドルとなっているが、下記S&P500の下値フシも心許ない折、この下値フシを切ると日経225の6/30に下値フシを切った時の形状と同様な波動を形成し易くなってくるので、早期に陽転のフシ取らねば日経225に鞘寄せしてくる可能性も出て来る。」としたが、ザラバでも上値フシに届くことなく、24日には下値フシである10,099.50ドルを切り26日には大引で10,000ドルをも割った。
 そういえばちょっと話題になっていたものに、NY市場8/16に株価下落の前兆とされる「ヒンデンブルグ・オーメン」が確認されたとの話がある。果たして、実際にその後下がっているワケだが、下落確率77%とされる調整目標値は9,786ドル以下になる。
 来週の注目指標としては、先ず31日の8月米シカゴ購買部協会景気指数、月替わり1日の8月米ISM製造業景気指数、翌日2日の7月米中古住宅販売成約指数、そして3日には注目の8月米雇用統計があるが、これに関しては下振れリスクが警戒されている。
 特殊チャート上では、現在値から次の上値フシは大引で、10,251.50ドル次の下値フシは大引で10,019.50ドルとなっているが、下値フシを割ったことで形状は日経225の6/30日のフシ割れと同様な状況。そうなるとそこから約6.1%安値を見に行った日経225の下落を想定すれば9,428ドルとなるものの、このNY DOWは日経225と違って7月に付けた安値フシも切っていなければ下放れから再陰転も確認していない。それらのことから現状は一波動でそこまで下落するのは想定し辛いということになる。

【S&P500種】

 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,094.50、次の下値フシは大引で1,065.50の設定になるが、この足取りではNY DOWなみの長大陰線の72%戻りは達成しないまま終わりそうな雰囲気である。」としたが、軟調相場からNY DOW同様に24日には下値フシである1,065.50を切ってきた。
 来週は特殊チャート上では、現在値から次の上値フシが大引で、1,079.50下値フシは大引で1,049.50となっているが、先ずはこの6月に付けた下値フシをキープできるかどうかである。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で6,064.50、次の下値フシは大引で5,944.50となっているが、この下値フシを割って来ると6/21と8/2に付けたフシとで目先天井を形成してしまう可能性もある。」としたが、週明けにはザラバで6,055.23と設定した上値フシにあとわずかと迫るも届かず、24日には下値フシである5,944.50を切ってきた。
 来週は特殊チャート上では、現在値から次の上値フシが大引で、5,993.50次の下値フシは大引で5,875.50となっているが、この上で今年に入ってから作成した下値抵抗ラインをも割ってきてしまうのかどうか見ておきたい。

【東洋電機製造】
 さて、今月は「日本電産」が米電気大手エマソン・エレクトリックからモーター事業買収を発表しているが、平成9年の「トーソク」等を皮切りに国内上場銘柄でも回るもの?に目を付けられたものは次々に買収されその都度大化けしていった。但し全てが順調だったというワケでもなく、リーマン・ショックの影響や対象企業の反発から買収が白紙になった例もある。日立系だった「日本サーボ」の買収完了後に「富士電機モーター」と共に狙いを付けた「東洋電機製造」などがそれに当たるが今週はこれをチョイスしてみた。
 買収断念となったのは20年12月であるが、それまで「日本電産」が冠に付く業績・株価回復プレミアムから先行して付いていた手垢が重荷になって600円近くの値から同月19日には227円の安値まで付けるに至った。 あと年明けの09年1/14に280円台のフシを取ってはれて陽転を確認、その後は要所で押しを入れながらもきれいな上昇トレンドに乗り五波動の最終波では9/11に940円の高値を付けるまであった。その後9/28に870円台のフシを切って陰転確認、そこからはこれまたきれいな五波動を描き往って来いの下降相場を歩んだが、手垢分を除いて考えれば地相場としてはPBR1倍水準が妥当なところか。
 特殊チャート上では、現在値から次の上値フシが大引で387円下値フシは大引で334円となっているが、引線一波動で下値フシを切る再陰転を免れれば直近での再陰転値である414円までの間で陽転確認出来る可能性もある。

【USD/JPY】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で86.45円、次の下値フシは大引で84.55円に変更となるが、引線一波動でこの下値フシを割り込んでくると7/15に次いでの再陰転となる。」としたが、24日にはこの下値フシ84.55円を切って再陰転確認となった。今年5月に初回のフシ割れから陰転が決定し、その後の戻り高値からここまでの下落幅は実に9.3円になった。
 来週は特殊チャート上では、現在値から次の上値フシが大引で86.15円次の下値フシは大引で84.55円となっているが、再陰転した24日は上記の通り日経225も再陰転を確認している。ちなみに初回のフシ割れとなったのは5/6であり、この日も日経225が4/28に次ぐ再陰転を確認した日と一致していることから同指数のフシ目も併せてよく見ながら測ってゆきたい。


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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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