2021年07月24日(土)

史上初の35000ドル超え [CFD]

【サマリー・07/19〜07/23】

 今週の日経平均は、先週末の米株式が7月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想外に低下した為に景気回復期待が後退し反落していた事を受け、週明けの寄り付きは大幅続落してスタートしその後も更に下げ幅を拡大させて前引け、後場に入るとやや下げ渋る動きとなったが週後半の連休を前に積極的な売買は見られず大幅に4日続落して引けた。翌日は世界でデルタ株中心とした新型コロナウイルス感染再拡大や原油価格の急反落を受け週明けの米株式が大幅続落していた事を受け、寄り付きは大幅続落してスタートしその後は押し目買いも交錯し下げ渋って前引け、後場は週後半の連休を前に手控えムードが広がり揉み合いに終始し5日続落して引けた。週央は前日引け後に発表されたIBMの決算が予想を上回るなど企業の好決算が好感された事や前日までの大幅続落の反動等から米株式が急反発していた事を受け、寄り付きは急反発してのスタートとなったが買戻し一巡後は急速に上げ幅を縮小させて前引け、後場も連休中の新型コロナウイルス感染動向や海外市場の動きを見極めたいとの思惑が強く揉み合いに終始し6日ぶりに反発して今週の取引を終えることとなった。

 円相場は、米長期金利が低下し日米金利差の縮小を意識した円買い・ドル売りが優勢となり週明けは反発してスタート、翌日もデルタ株中心とした新型コロナウイルス感染再拡大で世界景気の先行き懸念が高まり、投資家が運用リスクを取り辛くなるとの見方から比較的低リスク通貨とされる円には買いが優勢となり続伸、週央は6日ぶりに日経平均が反発し投資家のリスク回避姿勢が後退し比較的低リスク通貨とされる円には売りが優勢となり3営業日ぶりに反落となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で28,295円、次の下値フシは大引で27,704円となっているが、今週は上記の通り週明けこそ米株高を受け上値フシを抜いて来たものの東京都の新型コロナウイルス感染者数急増を嫌気し後半にかけ往って来いの下げを演じた。TOPIXの段上げ型に対してこちらは逆に段下げ型を形成しているが、先週は5月急落時の長大陰線に差し込み安値関門はこの起点まで存在しないだけに来週以降先に直近高値フシを抜き目先陽転が適うか否かこの辺に注目しておきたい。」としたが、今週は先週末の米株式が7月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想外に低下した為に景気回復期待が後退し反落していた事を受け週明け19日は27,652.74円と大幅続落し早速設定していた27,704円の下値フシを切ってスタート、翌日も世界でデルタ株中心とした新型コロナウイルス感染再拡大や原油価格の急反落を受け週明けの米株式が大幅続落していた事を受け5日続落となったが、週央は企業の好決算が好感された事や前日までの大幅続落の反動等から米株式が急反発していた事を受け6日ぶりに反発して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、27日の6月企業向けサービス価格指数、日銀総裁発言、28日の5月景気先行指数改定値、週末30日の6月失業率、6月有効求人倍率、6月鉱工業生産速報値、6月小売業販売額、6月百貨店・スーパー販売額等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で27,935円、次の下値フシは大引で27,364円となっているが、今週は上記の通り米株式の反落やデルタ株中心とした新型コロナウイルス感染再拡大を嫌気し週明けから設定していた下値フシを切って来た。今週は営業日が短く後半の欧米株高が反映されてはいないにしろTOPIXの再陰転に見られるように弱さは否めない。現況の段下げで下穴作成とも取れるが、今回設定した下値フシを切ると自動的に次の下値関門27,450円をも切る事になるのでこれを死守出来るか否かこの辺を注視しておきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,985.50、次の下値フシは大引で1,920.49となっているが、今週は上記の通り週明けこそ米株高を受け上値フシを抜いて来たものの東京都の新型コロナウイルス感染者数急増を嫌気し後半にかけ値を削る展開となった。先週の下値フシ切りから今週は上値フシ抜けと週ごとに上下のフシを交互に取り依然としてきれいな段上げを作成中、設定している上値フシ近辺には3月17日と26日の同値二点天井の高値関門が控え、一方下値フシはこれを切ると再陰転を確認する直近安値フシと同値であり来週以降何れに振れて来るのか煮詰まっているだけにこの辺は注目しておきたい。」としたが、今週は先週末の米株式が7月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想外に低下した為に景気回復期待が後退し反落していた事を受け週明け19日は1,907.13と大幅続落し早速設定していた1,920.49の下値フシを切ってスタート、翌日も世界でデルタ株中心とした新型コロナウイルス感染再拡大や原油価格の急反落を受け週明けの米株式が大幅続落していた事を受け5日続落となったが、週央は企業の好決算が好感された事や前日までの大幅続落の反動等から米株式が急反発していた事を受け6日ぶりに反発して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で1,939.50、次の下値フシは大引で1,874.49となっているが、今週は上記の通り米株式の反落やデルタ株中心とした新型コロナウイルス感染再拡大を嫌気し週明けから設定していた下値フシを切って来た。先週記では設定した下値フシを「〜これを切ると再陰転を確認する直近安値フシと同値であり来週以降何れに振れて来るのか〜」と書いていたが、週明けの下値フシ割れでは直近安値フシを切りここで再陰転を確認となった。やはり3月17日と26日の同値二点天井の高値関門の風圧は強く、今週も再陽転から史上最高値を更新している米株価指数群とは波形を異にしている。

【NY DOW】
 先週号では、「来週も現在値から次の上値フシが大引で35,217.50ドル、次の下値フシも大引で34,522.49ドルとするが、今週は上記の通りデルタ株を中心とした新型コロナウイルスの感染再拡大への警戒感から週末は軟調展開を強いられたが下値フシを切るまでには至らず。とはいえ今週もまた週明けからS&P500種など他の主要指数と共に史上最高値を更新してきており、引き続き来週もこのまま陽線を伸ばしてゆくのか否か日々の波形に注視しておきたい。」としたが、今週は世界でデルタ株中心とした新型コロナウイルス感染再拡大や原油価格の急反落を受け週明け19日は33,962.04ドルと大幅続落してスタートし早速設定していた34,522.49ドルの下値フシを大きく切ってのスタートとなったが、翌日20日は前日引け後に発表されたIBMの決算が予想を上回るなど企業の好決算が好感された事や前日までの大幅続落の反動等から34,511.99ドルと急反発し一転して新規設定された上値フシを抜いて来た。週央も米長期金利の低下一服を受け景気敏感株が買い直され続伸し、翌日も主力ハイテク株に業績期待の買いが入り小幅続伸、更に週末23日も経済活動の再開を追い風に市場予想を超える好決算が相次ぎ投資家のリスク選好姿勢が強まった事で35,061.55ドルと4日続伸し更に1段上のフシも抜き史上最高値を更新して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け26日の米6月新築住宅販売件数、27日の米6月耐久財受注、5月ケース・シラー米住宅価格指数、米7月消費者信頼感指数、7月リッチモンド連銀製造業指数、28日のFRB議長定例記者会見、29日の米週間新規失業保険申請件数、米4-6月期実質GDP速報値、週末30日の米6月個人所得・支出、7月シカゴ購買部協会景気指数、7月ミシガン大学消費者態度指数のほか、27日からのFOMCにも注目しておきたい。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で35,411.50ドル、次の下値フシは大引で34,712..49ドルとなっているが、今週は世界でのデルタ株中心とした新型コロナウイルス感染再拡大を嫌気し大きく突っ込みを入れるも、あと長期金利の低下一服で景気敏感株や主力企業の市場予想を超える好決算が囃され大きく切り返し史上最高値を更新してきた。既に書いて来たように今月2日に再陽転を確認しておりその後の8日の突っ込みなどは目先の一回転でも絶好の買い場と書いてきたが、週明けの突っ込みなどは2度目の天与の買い場となった。一般的にはこの史上最高値圏からの突っ込み局面で買い向かうのは躊躇われるところだが、この手の陰の孕み型形成からの再横転は高値圏でも更に急伸するパターンが多くリスクを取った見返りは大きいものとなった。

【S&P500種】
 先週号では、「来週も現在値から次の上値フシは大引で4,394.50、次の下値フシも大引で4,309.49とするが、今週は上記の通りデルタ株を中心とした新型コロナウイルスの感染再拡大への警戒感から週末にかけ軟調展開を強いられたが下値フシを切るまでには至らずであった。とはいえ今週もまた週明けからDOWなど他の主要指数と共に史上最高値を更新してきており、引き続き来週もこのまま陽線を伸ばしてゆくのか否か日々の波形に注視しておきたい。」としたが、今週は世界でデルタ株中心とした新型コロナウイルス感染再拡大や原油価格の急反落を受け週明け19日は4,258.49と大幅続落してスタートし早速設定していた4,309.49の下値フシを大きく切ってのスタートとなったが、翌日20日は前日引け後に発表されたIBMの決算が予想を上回るなど企業の好決算が好感された事や前日までの大幅続落の反動等から4,323.06と急反発し一転して新規設定された上値フシを抜いて来た。週央も米長期金利の低下一服を受け景気敏感株が買い直され続伸し、翌日22日も主力ハイテク株に業績期待の買いが入り4,367.48と続伸し更に1段上のフシを抜き、更に週末23日も経済活動の再開を追い風に市場予想を超える好決算が相次ぎ投資家のリスク選好姿勢が強まった事で4,411.79と4日続伸し更に1段上のフシをも抜き史上最高値を更新して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で4,455.50、次の下値フシは大引で4,368.49となっているが、今週は世界でのデルタ株中心とした新型コロナウイルス感染再拡大を嫌気し大きく突っ込みを入れるも、あと長期金利の低下一服で景気敏感株や主力企業の市場予想を超える好決算が囃され大きく切り返し史上最高値を更新してきた。週明けの突っ込みでは直近で引いていた長大陽線の半値引けまで押してしまったものの、空間を保持したまま往って来い以上の切り返しで直近高値フシを抜き22日には再陽転を確認している。再び特殊チャート上でも新ステージ入りとなり新たに作り節目に注視して行きたい。

【DAX】
 先週号では、「来週も現在値から次の上値フシは大引で15,843.50、次の下値フシも大引で15,532.49とするが、今週は上記の通りデルタ株中心とした新型コロナウイルス感染再拡大の警戒感が漂うなか小動きに終始しフシ目は取らず終い。今週も週明けから終値ベースで史上最高値を更新してきたが、先週書いた通り直近の陽線を包み上げた事で先週は陽の包み型が完成した事で今後反落に向った場合は直近の下値フシを切ったところで目先陰転確認となるのでこの辺は来週以降も引き続き注意しておきたい。」としたが、今週は新型コロナウイルス感染再拡大で景気の先行きへの懸念が強まるなか、アナリストが投資判断を引き下げたミュンヘン再保険の大幅安や航空エンジン大手MTUエアロ・エンジンズの大幅安等を受け週明け19日は15,133.20と大幅に5日続落し早速設定していた15,532.49の下値フシを大きく切って来た。翌日はアナリストの目標価格引き上げなどが好感されたハイデルベルクセメントや工業用ガス大手リンデの大幅高などから6営業日ぶりに反発に転じ、週央21日も2021年4-6月期決算で黒字回復した事が好感された自動車大手ダイムラーやエネルギー大手シーメンス・エナジーの大幅高を受けて15,422.50と大幅続伸し新規設定された上値フシを抜き、翌日もECB理事会でより長く超低金利政策を続ける事が約束された事で買い気が強まるなか、料理宅配大手デリバリーヒーローや産業機器大手シーメンスの大幅高などを受け3日続伸となり、週末23日もアナリストが投資判断を引き上げた自動車大手ダイムラーや同業のBMWなどの大幅高を受け15669.29と4日続伸し更に1段上のフシを抜いて今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で15,824.50、次の下値フシは大引で15,513.49となっているが、今週は上記の通り新型コロナウイルス感染再拡大で景気の先行きへの懸念から週明けは大きく突っ込みを入れるも、あと個別のアナリスト評価やECB理事会でより長く超低金利政策継続が約束され往って来いの戻りを入れた。ただ先週記で「〜陽の包み型が完成した事で今後反落に向った場合は直近の下値フシを切ったところで目先陰転確認となる〜」と書いた通り、週明けにこのフシを切りここで目先陰転を確認している。ちょうどNY DOWの真逆の型となるが、超低金利政策継続期待で陰転確認前の高値フシに急接近しているだけに教科書通りならこの辺が戻りいっぱいとなるが仮にここを抜けば目先陰転はニュートラルとなる。

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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